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中東湾岸諸国で最大級の海水淡水化設備に逆浸透膜モジュール「ホロセップ®」の採用が決定

2008年2月12日

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このたび、サウジアラビアにおいてラービグ案件に引き続き、シュケイク地区(紅海沿岸)に建設される大型海水淡水化設備に、海水 から淡水を生産する当社の逆浸透膜モジュール「ホロセップ®」の採用が決定しました。また、アル・ジュベイル地区(アラビア湾側)の既存大型海水淡水化設 備への交換膜としても「ホロセップ®」が採用されました。

1.シュケイク地区に建設される中東湾岸諸国最大級の海水淡水化設備に採用
(1) 本設備は、三菱重工業㈱がサウジアラビアで配電・給水事業を行う特別目的 会社(SPC)であるシュケイク水・電力会社(Shuqaiq Water and Electric Company: SqWEC)から、サウジアラビアのシュケイク地区に火力発電設備とともに受注したもので、2010年5月に商業運転を開始する予定です。
(2) 本設備の海水淡水化能力は、逆浸透膜法としては中東湾岸諸国で最大級となります。本設備において、「ホロセップ®」は海水から日量24万立方メートルの淡水を生産します。
(3) 本設備は高度の耐久性、安定性が要求されますが、採用に当たり、「ホロセップ®」のこれまでのサウジアラビアでの納入・運転実績が高く評価されました。
2.アル・ジュベイル海水淡水化設備の交換膜として採用
サウジアラビア・アラビア湾側で最大級の逆浸透膜プラントであるサウジアラビア淡水化公団所有のアル・ジュベイル海水淡水化設備(日量9万立方メートル)において、「ホロセップ®」が全15系列のうち11系列の交換膜として採用されました。
2000年に稼動を開始したこの設備は他社製の膜を使用していました。「ホロセップ®」を用いた長期実証試験を現地で行った結果、微生物や藻の増殖を 防ぐための塩素殺菌に優れた耐久性を持つ三酢酸セルロース製の中空糸膜の安定した運転性能が高く評価され採用されたものです。受注した11系列のうち5系 列がすでに稼動しています。残りの6系列も順次「ホロセップ®」に交換されます。
*「ホロセップ®」について
(1) 「ホロセップ®」には、微生物や藻の増殖を防ぐための塩素殺菌に優れた耐久性を持つ三酢酸セルロース製の中空糸膜が使用されており、これまで国内外で多くの運転実績を誇っています。
(2) 海外では、世界最大規模のサウジアラビア・ラービグ地区(日量21.8万 立方メートル)やヤンブ市(日量12.8万立方メートル)、ジェッダ市(日量11.4万立方メートル)の海水淡水化施設に採用されるなど、世界でも水不足 の深刻な中東湾岸諸国では、海水淡水化膜の50%以上のシェアを誇っています。
(3) シュケイク地区はサウジアラビア・紅海側の南部に位置し、ジェッダ、ヤンブなど紅海側に位置する多数の海水淡水化施設において良質な水を安定して生産してきた実績が、今回の採用に大きく寄与していると確信しています。
(4) 日本では、国内最大の「海の中道奈多海水淡水化センター」(2005年6月稼動、日量5万立方メートル、福岡市)に採用されています。

以上

<本件に関するお問い合わせ先>

東洋紡績株式会社 広報室
TEL 06-6348-4210

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