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植物由来原料を使用したPET製品群の販売を開始

2011年6月30日

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 資源に限りがある石油の代替素材として、植物由来原料の活用に関心が高まってきています。
 当社では、植物由来原料を使用したポリエチレンテレフタレート(PET)製品の販売を開始し、展開事業もフィルムから長繊維不織布(スパンボンド)へと広げています。
 環境対応製品の開発・販売を通じて持続可能な社会の実現に貢献するため、環境対応製品を積極的に展開していきます。

1.植物由来原料を使用したPETについて

 フィルムではすでに昨年より展開しており、長繊維不織布(スパンボンド)については本年より展開します。将来的には衣料用途についても展開する予定です。 

(1)包装用フィルム

 熱収縮PET系フィルムとPETフィルムをラインアップしています。

●熱収縮PET系フィルム
 当社熱収縮フィルムは、優れた熱収縮性を持ち、ペットボトル・缶飲料・ガラス瓶など各種容器のラベル素材として使用できます。植物由来原料を使用したペットボトルと熱収縮フィルムで、植物由来原料を使用したペットボトル飲料容器ができます。

●PETフィルム
 寸法安定性・厚さの均一性、優れた透明性など、石油由来原料のフィルムと同等の特性があります。主な用途は、食品包装用、工業用、レトルト用、粉末包装用フィルムです。

(2)長繊維不織布(スパンボンド)

 「バイオボランスR(Bio-VOLANSR)」などの商標で、自動車資材、土木資材、生活資材などに展開します。
 本PET長繊維不織布の植物由来原料の含有率は、約30%です。
 2015年の本PET長繊維不織布の販売目標は、年間500トンです。

2.植物由来原料を使用したPET製品の特長

(1)植物由来原料を使用

 PETはテレフタル酸とエチレングリコールから製造されます。
当社は、そのエチレングリコールを石油由来のものからサトウキビ由来のバイオエタノールで作られたものに置き換えたPET製品の製造を開始します。
 素材の一部を植物由来とすることで、化石資源の使用削減に寄与します。

(2)二酸化炭素(CO2)減に貢献

 本PET製品の原料であるエチレングリコールは全て植物由来です。
植物はもともとCO2を吸収して育つため、植物由来の製品のライフサイクルをトータルでみると、従来の石油由来の製品に比べ、CO2排出量の削減が期待できます。

(3)物性・品質は、石油由来のPETと同等

 物性・品質は、石油由来原料を使用したPET製品と同等ですので、同条件で加工可能です。

以上

<本件に関するお問い合わせ先>

東洋紡績株式会社 広報室
TEL 06-6348-4210

※掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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