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ウレタンフォームに替わるクッション材「ブレスエアー®」を欧州で展開

2012年11月1日

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 当社は、ウレタンフォームに替わるクッション材として展開している三次元スプリング構造体「ブレスエアー®」の開発・製造、販売拠点を欧州に設置し、欧州での事業展開を開始いたします。

ウレタンフォームに替わるクッション材「ブレスエアー®」

1.事業拡大の背景

 当社はこれまで、敦賀事業所(福井県敦賀市)で製造した「ブレスエアー®」を、国内を中心に、車両シートや医療用マットレス、敷布団、アート作品など幅広い用途で展開してきました。一方、海外での展開については「環境」をコンセプトに、「ブレスエアー®」の耐久性、通気性、軽量といった特長を生かせる市場について、環境意識の高い欧州でマーケティングを行ってきました。
 このたび当社は、ドイツ・オーベルンブルクにて関係会社の東洋紡ヨーロッパ(有)(本社:ドイツ・デュッセルドルフ)が設備投資を行い、欧州での「ブレスエアー®」の開発・製造、販売を行うことを決定いたしました。

2.今後の予定

 設備は年産1,100トンの規模で、2013年8月に本格稼働し、5年後をめどにフル稼働する予定です。今回の事業拡大にかかる総投資額は約7億円です。
 今後、家具用途での販売をはじめとして、医療用マットレス、ボート、自動車や鉄道向けシートなどの用途開発を行い、欧州での「ブレスエアー®」事業の拡大を図ります。

(ご参考)

■「ブレスエアー®」の概要

 「ブレスエアー®」は、当社のポリエステル系エラストマー「ペルプレン®」を複雑に組み合わせた網状の構造体です。
 1996年に量産を開始し、ウレタンフォームに替わるクッション材として、高い耐久性が要求される新幹線N700系をはじめとする各鉄道車両シートや自動二輪のシートに採用されています。また、「ブレスエアー®」を使用した敷布団やマットは、寝心地が良く、ムレにくく寝返りがうちやすい上、丸洗いできるという特長があり、病院や介護の分野でも広く採用されています。

<耐久性に優れた「ブレスエアー®」>
 その秘密は、ゴムとエンプラの両方の特性を持ち、耐久性と加工性に優れた「ペルプレン®」にあります。特許取得済みの特殊な製造方法により、ポリエチレン原料を使った場合に比べて、優れた耐久性を実現しています。

「ブレスエアー®」
「ブレスエアー®」

ポリエチレン原料を使った網状構造体
ポリエチレン原料を使った網状構造体

圧縮試験の結果、「ペルプレン®」で作られた「ブレスエアー®」(写真左)はほとんどヘタりませんが、ポリエチレンの網状構造体(写真右)は厚みが保持されず約40%ヘタってしまいます。
※試験条件:JIS K 6400-4 圧縮残留ひずみ試験(試験片をその厚さの50%に圧縮し、70℃のオーブンで22時間加熱圧縮した後、元の厚さに対する低下率を求める試験)

■東洋紡ヨーロッパ有限会社(TOYOBO Europe GmbH)の概要

代表者: 横田 宜久
事業内容: 欧州地域における当社グループ事業の統括
フィルム・機能樹脂、産業マテリアル、ライフサイエンス、衣料繊維などの製造、加工、販売
所在地: Klosterstrasse 18, 40211 Dusseldorf, GERMANY
株主構成: 東洋紡株式会社 100%

以上

<本件に関するお問い合わせ先>

東洋紡株式会社 広報室
TEL 06-6348-4210

※掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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