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中国・SKC(Jiangsu)への出資を決定 ラベル用熱収縮フィルムで中国展開を目指す

2013年3月12日

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 当社は、ペットボトルのラベル用フィルムにおける中国展開の足がかりとして、韓国・SKC株式会社(以下「SKC」)が中心となって設立した中国のフィルム合弁会社SKC(Jiangsu) High Tech Plastics Co., Ltd.(以下「SKC(Jiangsu)」)へ出資することを決定し、3月11日にSKCとの契約を行いました。

調印式の様子(左から、SKC朴社長、当社坂元社長)

調印式の様子(左から、SKC朴社長、当社坂元社長)

1.背景

 当社は、日本国内でのペットボトル市場の拡大とともに、ラベルに使われるシュリンク(熱収縮)フィルム向けとして、独自技術によるポリエステル素材のシュリンクフィルム「スペースクリーン®」を製造、販売してきました。2010年には、ポリエステル素材としては世界最薄(20マイクロメートル)のシュリンクフィルムを販売し、現在では、これまで培った「より薄く、より丈夫なフィルム」をつくる製膜技術を生かし、海外展開を中心にさらなる事業拡大を目指しています。
 海外市場の中でも中国は、ペットボトル用のシュリンクフィルムを年間12万トン消費する巨大市場であり、今後も需要拡大が続くと予想されています。また、中国市場におけるシュリンクフィルムの素材は塩化ビニル(PVC)が主流ですが、これからは環境負荷低減の観点から、先進各国に見られたような素材の見直しが起きる可能性が高く、ポリエステルフィルムにとって大きな参入機会になると捉えています。
 当社は中国でのシュリンクフィルム事業の展開を加速するため、2013年5月に稼動を予定しているSKCのフィルム合弁会社に出資することを決定しました。

2.「SKC(Jiangsu)」と当社の出資内容について

(1)「SKC(Jiangsu)」について

・社 名 SKC(Jiangsu) High Tech Plastics Co., Ltd.
・設立日 2011年8月26日
・所在地 中華人民共和国江蘇省南通市 経済技術開発区
・資本金 58,823,530USドル(当社出資後)
・資本構成 SKC 43.3%,SK China 33.1%,
東洋紡 15.0% および3社
・生産設備 ポリエステルフィルム2ライン
(2013年5月から順次稼動予定)

(2)当社の出資内容について

・出資金額 8,823,530USドル(約800百万円)
・出資比率 当社15%

3.ポリエステル素材のシュリンクフィルム「スペースクリーン®」について

「スペースクリーン®」

「スペースクリーン®」

 当社の「スペースクリーン®」は、熱収縮率が大きく、複雑なペットボトルの形状にもぴったりと密着します。印刷特性もよく、豊かな色表現をすることが可能です。
 新タイプのものは、ペットボトルのリサイクル原料を使用しつつ、省資源の観点で薄肉化を実現しており、従来製品にない特長を持ったフィルムとなっています。

4.SKCについて

 SKCは、韓国第3位の財閥であるSKグループのフィルム・化学メーカーです。同社のフィルム事業は、当社と共通する製品を製造、販売するなど、協業を進める上で有望なパートナーと位置づけられます。すでに中国市場では、ポリエステル素材のシュリンクフィルムでトップシェアを占め積極的な展開を進めています。

5.今後の展開について

 今後、SKCとの協業によりシュリンクフィルムの市場動向を見極め、当社の「スペースクリーン®」事業を中国市場で幅広く展開する準備を進めます。

以上

<本件に関するお問い合わせ先>

東洋紡株式会社 広報室
TEL 06-6348-4210

※掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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