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欧州でウレタンフォームに替わるクッション材「ブレスエアー®」を生産開始

2013年9月9日

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 当社のグループ会社である東洋紡ヨーロッパ(有)(本社:ドイツ・デュッセルドルフ)が欧州に新設した「ブレスエアー®」生産工場(ドイツ・バイエルン州・オーベルンブルグ)では、9月6日に開所式を終え、本格的に生産を開始しました。

1. 「ブレスエアー®」生産工場について

工場名: 東洋紡ヨーロッパ(有)オーベルンブルグ工場
生産能力: 1,100トン/年
総投資額: 約7億円

2.「ブレスエアー®」について

 「ブレスエアー®」は、当社の熱可塑性ポリエステル系エラストマー「ペルプレン®」を繊維状にして複雑に組み合わせた三次元スプリング構造体です。軽量・高反発で耐久性や通気性などに優れ、ウレタンフォームに替わるクッション材として寝具マットや座席シートなどに広く採用されています。

3. 今後の予定

 環境意識の高い欧州市場にて家具用途での販売をはじめ、医療用マットレス、ボート、自動車や鉄道向けシートなどの用途展開を行い「ブレスエアー®」事業の拡大を図ります。

ブレスエアー
「ブレスエアー®」
オーベルンブルグ工場開所式
オーベルンブルグ工場開所式

 

(ご参考)

■「ブレスエアー®」の概要

 1996年に量産を開始し、ウレタンフォームに替わるクッション材として、高い耐久性が要求される新幹線N700系をはじめとする各鉄道車両シートや自動二輪のシートに採用されています。また、「ブレスエアー®」を使用した敷布団やマットは、寝心地が良く、ムレにくく寝返りがうちやすい上、丸洗いできるという特長があり、病院や介護の分野でも広く採用されています。

<耐久性に優れた「ブレスエアー®」>

 その秘密は、ゴムとエンジニアリングプラスチックの両方の特性を持ち、耐久性と加工性に優れた「ペルプレン®」にあります。特許取得済みの特殊な製造方法により、ポリエチレン原料を使った場合に比べて、優れた耐久性を実現しています。

ブレスエアー
「ブレスエアー®」
ポリエチレン原料を使った網状構造体
ポリエチレン原料を使った網状構造体

 
圧縮試験の結果、「ペルプレン®」で作られた「ブレスエアー®」(写真左)は厚さがほとんど低下しませんが、ポリエチレンの網状構造体(写真右)は厚みが保持されず40%ほど厚さが低下します。

※試験条件:JIS K 6400-4 圧縮残留ひずみ試験(試験片をその厚さの50%に圧縮し、70℃のオーブンで22時間加熱圧縮した後、元の厚さに対する低下率を求める試験)

■東洋紡ヨーロッパ有限会社(TOYOBO Europe GmbH)の概要

代表者: 横田 宜久
事業内容: 欧州地域における当社グループ事業の統括
フィルム・機能樹脂、産業マテリアル、ライフサイエンス、衣料繊維などの製造、加工、販売
所在地: Klosterstrasse 18, 40211 Dusseldorf, GERMANY
株主構成: 東洋紡株式会社 100%

以上

<本件に関するお問い合わせ先>

東洋紡株式会社 広報室
TEL 06-6348-4210

※掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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