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当社独自の抗ウイルス加工材を使った製品が「SEK 抗ウイルス加工マーク」認証を取得

2015年7月1日

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 当社の抗ウイルス加工材「ヴァイアブロック®」を使った製品が、今年5月に一般社団法人繊維評価技術協議会の「SEK 抗ウイルス加工マーク」認証を取得しました。
 「ヴァイアブロック®」は、各種フィルター用不織布素材や、衣料用生地向けの後加工用コーティング材として販売を進めます。

1. 背景

 昨今、ウイルスが引き起こす疾患の拡大が問題となっているため、抗ウイルス製品が注目されています。抗ウイルス製品を使うことによって、人とウイルスとの接触を減らせることが期待されています。
 当社は、これらの製品に使用される抗ウイルス加工材を開発してきました。

2. 「ヴァイアブロック®」の特長

「ヴァイアブロック®」繊維タイプ
「ヴァイアブロック®」繊維タイプ

 抗ウイルス加工材「ヴァイアブロック®」は、表面にアニオン(陰イオン)性官能基を高密度に有する変性アクリル材料です。「ヴァイアブロック®」には、繊維タイプと微粒子タイプがあります。
 「ヴァイアブロック®」には、以下の特長があります。

(1) 抗ウイルス機能

 表面のアニオン性官能基により、繊維上の特定のウイルスの数を減少させます。

(2) 消臭機能

 アニオン性官能基が、アンモニアやアミンなどの悪臭の原因となる物質を吸着します。

(3) 安全性

 「SEK 抗ウイルス加工マーク」を取得するのに必要な、毒性試験・変異原性試験・皮膚刺激試験、皮膚感作試験をクリアしています。

(4) 優れた加工性

 繊維タイプは、不織布などへの混綿加工が可能です。また、微粒子タイプは水などに分散させて、生地に塗布する後加工材として使用できるなど、用途に合わせたモノづくりが可能です。

3. 「ヴァイアブロック®」の今後の展開

(1) 生活産業資材分野

 マスク用フィルター、家電用フィルター、カーペットなどに使用される不織布の素材として展開していきます。また、壁紙やカーテンなどの後加工用コーティング材として展開予定です。2017年度には5億円の売上を見込んでいます。

(2) 衣料分野

 「ヴァイアブロック®」を使用した衣料用生地あるいはそれを使用した製品を、「ナノバリアー®」の商標で東洋紡STC ㈱より販売します。「ナノバリアー®」は「SEK 抗ウイルス加工マーク」と「SEK 制菌加工マーク」の認証を受けています。まずは医療用白衣や学校衣料での展開を進め、2017年度には5億円の売上を見込みます。衣料用途以外にも寝装分野、ホテルリネン分野などへ順次拡大する予定です。

【参照】「SEK 抗ウイルス加工マーク」について

 「SEK マーク」は、一般社団法人 繊維評価技術協議会が繊維の機能加工・素材の性能と安全性を認証するマークです。繊維製品の抗ウイルス性の基準や試験方法が国際標準化機構規格(ISO 18184)として発効されたことを受け、繊維評価技術協議会は「SEK 抗ウイルス加工マーク」を新設し、本年4月より認証を始めています。抗ウイルス性は、繊維上に付着したウイルス感染価(細胞に感染できるウイルス粒子の数)の減少値を測定することで算出されます。

※ 抗ウイルス加工は、病気の治療や予防を目的とするものではありません。
また、抗ウイルス加工は、ウイルスの働きを抑制するものではありません。

以上

<本件に関するお問い合わせ先>

東洋紡株式会社 コーポレートコミュニケーション室
広報グループ
TEL 06-6348-4210

※掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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