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ポリエステル系合成紙の新製品を販売開始 ~ 食品、日用品の外装ラベル用途に展開 ~

2015年9月8日

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 当社はこのたび、食品や日用品の外装ラベルに適したポリエステル系合成紙「カミシャイン™」を開発しました。「カミシャイン™」は、オレフィン系合成紙よりも耐熱性、耐薬品性に優れ、独自の技術により印刷適性もよく、オレフィン系合成紙に近い柔軟性を持っています。
 当社のポリエステル系合成紙の新しいラインアップとして、9月より国内外に向けて販売を開始します。

1.開発の背景

 合成紙は、印刷性や加工性、また白さや不透明性など、紙の基本的な特性を備えながら、合成樹脂の優れた耐破断性や耐水性、また耐薬品性などを併せ持つ合成樹脂製品として広く使用されています。当社はすでに、ポリエステル系合成紙「クリスパー®」を販売し、カードや工業用ラベルの分野を中心に展開しています。
 一方で、需要が多い食品や日用品のラベル用途では、ポリプロピレンなどのオレフィン系合成紙が主流となっています。しかしながら、オレフィン系合成紙は、一般的に耐熱性や耐薬品性が劣るため、高温下ではラベルが収縮しシワが発生したり、特定の薬品に接触するとラベルとしての特性が失われたりすることがあります。また、印刷時に使用できるインキや印刷方法が限定されるといった課題もありました。
 当社は、このようなオレフィン系合成紙の弱点を克服できる製品の開発を進めてきました。「カミシャイン™」は、食品、日用品用途を中心に開発してきましたが、その製品設計には「クリスパー®」で培った技術が生かされています。

2.「カミシャイン™」の特長

外装ラベルに適した「カミシャイン™」
外装ラベルに適した「カミシャイン™」

(1)柔軟性を付与

 ポリエステルの特長である耐熱性・耐薬品性はそのままに、柔軟性を持たせました。日用品、食品向けなどの曲面に貼るラベルにも適しています。

(2)さまざまな印刷方法に対応可能

 オフセット、樹脂版、フレキソ、グラビア、湿式トナー、UVインクジェット、熱転写印刷などの印刷に対応できます。
 印刷方法に合わせて、UV硬化、酸化重合型、水系フレキソインキ等、使用できるインキも多くあります。

(3)薄膜化してもコシの強さを維持

 「カミシャイン™」の厚50μmは、オレフィン系合成紙の厚80μmと同等のコシを実現します。

3.今後の展開

 日本はもとより欧州、米国、中国をはじめ、世界各国の粘着加工メーカーに販売し、2016年度は、10億円の売上を目指します。
 今後、需要とニーズを見極めた上で、商品ラインアップを拡充し、販売を拡大していきます。

以上

<本件に関するお問い合わせ先>

東洋紡株式会社 コーポレートコミュニケーション室
広報グループ
TEL 06-6348-4210

※掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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