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東洋紡バイオテクノロジー研究財団平成27年度の研究助成贈呈式を実施

2016年2月3日

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 (公財)東洋紡バイオテクノロジー研究財団(理事長:津村準二)は、東洋紡の創立百周年を記念して設立された研究助成団体です。
 このたび、平成27年度の研究助成の贈呈者を別表の通り決定しました。1月29日に東洋紡本社で贈呈式を行い、総額3,150万円の研究助成金を贈呈しました。
 海外留学を助成する長期研究助成の受贈者は、本年度を含めて累計183人を数え、バイオテクノロジーの研究分野や教育の第一線で活躍されています。

1.研究助成贈呈式

 本財団は、毎年、バイオテクノロジー研究分野の若手研究員に、1年間の海外留学費用の助成を行っています。本年度は7人の若手研究者に助成金を贈呈しました。

贈呈式参加者5人と関係者
贈呈式参加者5人と関係者

理事長 津村準二あいさつ

 当社は大阪紡を起源とし、その後、三重紡などが合併してできた繊維会社です。
 バイオ事業への進出は、レーヨンの原料であるパルプを生産する際に出る廃液を、酵母培養によって処理する研究を始めたことがきっかけです。
 受贈者の皆さんには、有意義な海外留学生活を送っていただき、研究が発展することを期待しています。

受贈者のコメント

(伊神 香菜子さん)
 生殖細胞の研究に興味があります。哺乳類の雄の生殖細胞を研究してきましたが、留学先では、雌の発生過程を研究します。近年、不妊症が増加しており深刻な問題になっています。雌雄両方の知識を得て、双方の視点から不妊治療の研究開発を行いたいです。
(久保直樹さん)
 留学先にはカリフォルニア大学のルードヴィヒ癌研究所を選びました。最先端のバイオインフォマティクス技術において世界をリードする研究室だからです。多くの遺伝子変異を持つさまざまな疾患の研究に展開できるよう、研さんします。将来はエピジェネティクスを標的とした呼吸器疾患治療につなげていきたいです。

2.長期研究助成受贈者

 受贈者の氏名、所属、留学先、研究テーマは次の通りです。

氏名 所属 留学先 研究テーマ
吉井 紗織
ヨシイ サオリ
東京医科歯科大学
医歯学総合研究科
University of Basel 細胞内感染菌に対するオートファジー
の誘導メカニズムの解析
伊神 香菜子
イカミ カナコ
自然科学研究機構
基礎生物学研究所
University of Michigan
Medical School
複数の卵原細胞から卵母細胞となる細
胞を決定するメカニズムの解明
久保 直樹
クボ ナオキ
九州大学大学院
医学系学府博士課程
University of California
San Diego
Sox2 遺伝子の遠位エンハンサーによる
転写制御メカニズムの解明
奈良原 舞子
ナラハラ マイコ
京都大学
医学研究科附属
ゲノム医学センター
McGill University 季節性インフルエンザワクチン接種に
よる免疫応答機構の時系列マルチオミ
ックス解析
丹羽 史尋
ニワ フミヒロ
理化学研究所
脳科学総合研究
センター
Ecole Normale Superieure 興奮性シナプス活動による抑制性シナ
プス可塑性の制御
松瀬 大
マツセ ダイ
九州大学大学院
医学研究院
神経内科
University of Cambridge Muse 細胞移植、Muse 細胞由来
Extracellular Vesicles 移植にリハビ
リロボットスーツを組み合わせた亜急
性期・慢性期脊髄損傷に対する画期的治
療の開発
豊田 洋輔
トヨダ ヨウスケ
京都大学大学院
医学研究科
Stanford University,
School of Medicine
ムスカリン性アセチルコリン受容体の
動的プロセスの解析

 

以上

<本件に関するお問い合わせ先>

(公財)東洋紡バイオテクノロジー研究財団
事務局 石橋
電 話:06-6348-4111 FAX:06-6348-3329
E-mail:bio_fund@toyobo.jp(bio の後にアンダーバー)
http://www.toyobo.co.jp/biofund/

※掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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