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液晶ディスプレーの偏光子保護フィルム、生産能力を倍増

2016年8月10日

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 当社は、液晶ディスプレーの偏光子保護を主用途とする、超複屈折フィルム「コスモシャイン® SRF」の生産ラインに10億円を投資し、生産能力の倍増を行います。17年度に150億円の売上高を目指します。

1.設備投資の背景

 「コスモシャイン® SRF」は、ポリエステルフィルムでありながら、複屈折による着色(虹むら)を解消した画期的なフィルムです。液晶ディスプレーの偏光子保護フィルムとして、韓国、台湾で採用されており、加えて、大手偏光板メーカーにも本格販売が決まりました。引き続き市場の需要が拡大していることから、早急に生産を拡大します。

液晶ディスプレーの構造
液晶ディスプレーの構造

2.投資の内容

・ 生産開始 16年末から17年初め
・ 投資額 約10億円
・ 場所 敦賀事業所内
・ 内容 既存設備の改造を行い、「コスモシャイン® SRF」の生産ラインを
犬山工場の1ラインから、敦賀事業所を加えた2ラインに倍増します。

3.「コスモシャイン® SRF」について

複屈折により発生する虹むら
複屈折により発生する虹むら

 従来、複屈折が起きるポリエステルフィルムは、液晶セルの部材としては使用が難しいとされてきましたが、逆転の発想と当社の生産技術により製品化に成功しました。
 通常、偏光子保護フィルムにはTACフィルムが使用されますが、その透湿性から過酷な使用環境における問題が指摘されていました。「コスモシャイン® SRF」は、ポリエステルの機能を生かし、透湿性やコスト面ともに優れたフィルムです。
 「コスモシャイン® SRF」には、以下の特長があります。
(1)延伸フィルムでありながら、複屈折による着色(虹むら)を解消します
(2)液晶から発せられる光を、より自然光に近い状態へ変換(偏光解消)します
(3)さまざまな素材との優れた接着性を有します

4.今後の展開

 「コスモシャイン® SRF」は、17年度に売上高150億円を目指します。
 フラットディスプレー市場は拡大が継続しており、今回の増設により偏光子保護フィルムの世界シェア25%を目標とします。

以上

<本件に関するお問い合わせ先>

東洋紡株式会社
コーポレートコミュニケーション部
電話:06-6348-4210 FAX:06-6348-3443
e-mail:pr_g@toyobo.jp

※掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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