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東洋紡バイオテクノロジー研究財団 平成28年度の研究助成贈呈式を実施

2017年3月6日

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 (公財)東洋紡バイオテクノロジー研究財団(理事長:津村準二)は、平成28年度の研究助成の贈呈者を別表の通り決定し、2月27日に東洋紡の本社で贈呈式を行いました。本年度は、バイオテクノロジー分野の若手研究者4人に対し、総額1,800万円の研究助成金を贈呈します。
 当財団は、東洋紡の創立百周年を記念して設立された研究助成団体です。海外留学を助成する「長期研究助成」の受贈者は、本年度を含めて累計187人を数え、受贈者はバイオテクノロジーの研究分野や教育の第一線で活躍しています。

1.研究助成贈呈式

 2月27日の贈呈式には、理事長の津村準二(東洋紡株式会社 相談役)のほか、評議員の手嶋眞一(同 取締役 常務執行役員 バイオ・メディカル本部長)が出席。受贈者に目録を授与し、留学先での研究に向けて応援の言葉を送りました。

贈呈式出席者の皆さんと関係者
贈呈式出席者の皆さんと関係者

理事長 津村準二 あいさつ

 当社のバイオ事業は、化学繊維の原料となるパルプの廃液処理に酵母を用いる研究を始めたことがきっかけとなり、診断薬用酵素や遺伝子組み換え酵素の研究開発へと発展してきました。当財団の助成金が、受贈者の皆さんの留学と研究の一助となり、バイオテクノロジーの発展に有意義な成果をもたらすことを切に願っています。

受贈者のコメント

(石井 みどりさん)
 動原体とは、細胞分裂の際に重要な役割を果たすタンパク質で、大半の生物は同じ種類の動原体を持っています。しかし、病原虫のトリパノソーマでは新奇な動原体が働いていることが、留学するオックスフォード大学で発見されました。酵母やヒトなどとトリパノソーマの動原体を比較研究することで、細胞、生命に関する新しい知見が得られると考えます。

(河崎 陸さん)
 タンパク質から成る薬剤を目的の場所に送達するために、光と磁気を用いて制御する方法を研究します。タンパク質を酸化鉄などのナノ粒子とともに高分子化し、磁気を使って目的の場所に送達した後、光を照射してタンパク質を放出させることで、効率的に薬剤を患部に届けられます。将来、再生治療やがん治療に応用が期待できます。

2.長期研究助成受贈者

受贈者の氏名、所属、留学先、研究テーマは次の通りです。

氏名 所属 留学先 研究テーマ
石井 みどり
イシイ ミドリ
東京大学大学院
理学系研究科
University of Oxford トリパノソームの動原体タンパク質の研究
河崎 陸
カワサキ リク
京都大学大学院
工学研究科
University of California
San Diego
光磁気ナノキャリアによる革新的ナノ
医療技術の開発
都筑 正行
ツヅキ マサユキ
東京大学大学院
総合文化研究科
University of Michigan 植物の遺伝子発現制御を担うRNAイン
タラクトームの検出
和田 進
ワダ ススム
北海道大学大学院
医学研究科
Weill Medical College of
Cornell University
腱組織と骨組織が癒合する分子メカニズムの解明

以上

<本件に関するお問い合わせ先>

(公財)東洋紡バイオテクノロジー研究財団
事務局 石橋
電 話:06-6348-4111 FAX:06-6348-3329
E-mail:bio_fund@toyobo.jp(bio の後にアンダーバー)
http://www.toyobo.co.jp/biofund/

※掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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