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最短39分でノロウイルスを検出できるキットを販売開始

2017年8月8日

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 当社は2014年より、遺伝子増幅技術を用いた高感度なノロウイルス検出キットを販売してきました。その後、検出法や試薬等の改良を重ね、このたび、従来52分かかっていた検出時間が最短39分になる新しいキットを開発しました。本キットは9月より販売します。

製品の写真
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1.開発の背景

 ノロウイルスは冬季に発生する食中毒の原因の半数以上を占めます。ノロウイルス対策には、アルコール消毒など一般的な予防法では効果が低いとされ、また感染した場合に有効な薬も開発されていません。そのため、ノロウイルスの流行を防ぐには、早期にウイルスを検出し拡散防止の対策を取ることが重要です。
 厚生労働省が発行している大量調理施設衛生管理マニュアルでは、10月~3月、食品調理従事者には月1回のノロウイルスの検査が推奨されています。近年、消費者の食の安全に対する意識や、食を提供する企業のリスク管理の意識が向上しており、食品調理従事者等の感染を調べるニーズが急速に高まっています。また、感染拡大防止の観点から、迅速に結果を出す必要もあり、高感度かつ短時間で検査できる検出キットが求められていました。

2.当社のノロウイルス検出キットについて

 当社が2014年4月から販売してきた「ノロウイルス検出キット ―融解曲線解析―」は、遺伝子増幅技術を用いた高感度な検出キットです。発売当初、検出には当時では最速クラスの2時間30分程度を要しましたが、その後、検出法や試薬等の改良を重ね、検出時間を1時間30分、52分と短縮したキットを開発、販売してきました。

3.今回のキットの特長

 今回販売する「ノロウイルス検出キットG1/G2 ―高速プローブ検出 Quick Step―」は、以下の特長があります。

検出時間が短い
 遺伝子増幅技術を使った検出法では最速クラスの最短39分で検出できます。
操作が簡便
 試薬の改良によって、前処理の一部が不要となりました。
感度が高い
 検体中のノロウイルスが微量でも検出できます。本年より、大量調理施設衛生管理マニュアルが改訂され「便1g当たり105個程度のノロウイルスを検出できる」検査法が推奨条件となりました。本キットはこの条件を満たします。

4.今後の展開

 ノロウイルス検出キットは、主に食品衛生管理用の検査用途で検査センター等へ販売、2017年度に10億円の売り上げを目指します。

(参考)

■ 「ノロウイルス検出キットG1/G2 ―高速プローブ検出 Quick Step―」
  定価 : 90,000円(税抜)/1セット(100回分)入り

以上

<本件に関するお問い合わせ先>

東洋紡株式会社
コーポレートコミュニケーション部
電話:06-6348-4210 FAX:06-6348-3443
e-mail:pr_g@toyobo.jp

※掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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