技術系の仕事 研究・開発(素材・プロセス) 遠藤 卓郎

パッケージング用フィルムの開発

遠藤 卓郎

犬山工場 犬山フイルム技術センター

遠藤 卓郎(Takuro Endo) / 2002年入社

(工学研究科 物質工学専攻)

各分野のスペシャリストと協力して、新しい物を形にする

私はナイロンフィルムの開発をしています。目標の物性を得るため、まずパイロット機で原料処方や製膜条件の検討を行ってから、生産機台へスケールアップしていきます。処方検討からスケールアップまでには、多くの問題が出てきます。1人で解決するのは難しいときもありますが、東洋紡にはフィルム関係以外にも原料を作っているポリマー事業部や分析センターなどいろいろな分野のスペシャリストがいます。他部署の協力も得て問題を解決し、ユーザーに採用され、スーパーやコンビニの店頭に開発品が並んだのを見ると「がんばった甲斐があった」と感じます。そのような「今までにない新しい物を形にできる」ところにやりがいを感じています。

実験結果は先輩後輩の隔てなく議論する

社会人になってから、ユーザーを意識するようになりました。学生の時は思い通りの実験結果が出なくても「その事実を把握すること」が目的の1つでした。しかし会社ではユーザーが要求する品質やコスト、納期などの全てを満足させないと製品として完成になりません。

学生時代から変わらないのは、職場の雰囲気です。もちろん会社の方が厳しい面もありますが、実験の進め方などは個人に任される部分も大きく、結果について先輩後輩なく議論できるので研究室に似てると思います。

また、中学、高校、大学とハンドボール部に所属してました。それまで聞いたこともなかったハンドボールでしたが、やってみると面白く、今でもクラブチームの試合に出たり、母校で現役世代やOB同士で試合をしたりしています。

職場風景1

競合他社に負けないよう、正確で迅速な対応を心がける

現在取り組んでいるテーマは、生産機台へスケールアップし、試作品をユーザーに評価していただいている段階で、採用まであと一歩のところです。競合他社に負けないよう、評価結果を的確に、早くフィードバックして採用を勝ち取ることが目標です。

プライベートでは肉体改造です。学生の時からハンドボールを続けていますが、やる度に体力の衰えを実感しています。家で筋トレを始めたばかりですが、徐々に運動量を増やして割れた腹筋を取り戻します。

辛い時は、成長している時

私はなかなか内定がもらえず就職活動中は辛かったという記憶しかありません。しかし後から考えると「自己分析や将来について、あれ程考えたことはなかった」と思いますし、自分が成長する良い経験になったと思います。

会社でも辛いことはありますが、それを乗り越えて結果が出たときは、学生のときにはない「やりがい」や「達成感」が得られます。できないときもありますが「辛い時は成長している時」と前向きに考え、がんばるようにしています。

職場風景2