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サーフメロウ®(プセウドジマツクバエンシス)

サーフメロウ®(プセウドジマツクバエンシス)の製品イメージ

サーフメロウ®(SurfMellow®)は、オリーブ油を原料に、植物酵母が生産するセラミド様の天然保湿剤で、セラミドよりハンドリングが容易な物質です。

サーフメロウ®の酵母

サーフメロウ®を生産する酵母は、筑波山の花からみつかりました。この保湿剤は、酵母が乾燥などの自然環境から自分自身を守るために産出する疎水性(親油性)の糖脂質と考えられます(バイオインダストリー, 24, 26-34, 2007)。

東洋紡の発酵培養技術

(独)産業技術総合研究所との共同研究のもとに、東洋紡の発酵培養技術で、この新しい化粧品原料の大量製造を可能としました。

構造式

サーフメロウ®は(1)オリーブ油に由来する脂肪酸、(2)マンノース、(3)エリスリトールから成る糖脂質です(下左図)。

糖に結合している脂肪酸の炭素数の平均は10です(8~14)。糖に二本の疎水性脂肪酸が結合していることから、ジェミニ型界面活性剤やセラミドに近い構造を有しています。

サーフメロウ®は高いラメラ形成能を保持しており、水を接触させるだけで、エロンゲートラメラが観察できます(下右図)(Colloids and Surface B: Biointerfaces, 68, 207-212, 2009)。

サーフメロウ®の構造式 エロンゲートラメラの観察イメージ

有効性

脱脂処理後にサーフメロウ®含有ローションで処理した写真

細胞間に入り、保湿性能を発揮

「TESTSKIN™」(東洋紡製)を用いて評価しました。「TESTSKIN™」をはじめとした三次元皮膚モデルは動物代替法として幅広く用いられています。「TESTSKIN™」をSDS で脱脂処理をすると細胞間脂質が除去され、水分を保持できずに細胞は死滅します(右上写真で白くなっています)。一方、脱脂処理後にサーフメロウ®含有ローションで処理すると、細胞の生存が維持されました。サーフメロウ®が細胞間に入り、保湿性能を発揮したと考えられます(J. Oleo Sci., 58, 639-642,2009)。

サーフメロウ®に関して「TESTSKIN™」を用いた評価の定量的な結果(グラフ)

左図は動物実験代替法である「TESTSKIN™」を用いた評価の定量的な結果です。また、毛髪保護作用もデータが得られています(J. OleoSci., 59, 267-272, 2010)。

製品概要

SurfMellow B SurfMellow BBG
商品形態 原体 1,3-ブチレングリコールの溶液(濃度50%)
溶解性 1,3BG、エタノールに任意の割合で溶ける。オリーブ油、大豆油と均一に混和する。水には溶けないが、活性剤存在下で溶解する。
出荷単位 1Kg、5Kg 単位
商標名、トレード名 SurfMellow®, サーフメロウ®
INCI名 Pseudozyma tsukubaensis/Olive Oil/Glycerin/Soy Protein Ferment
化粧品成分表示名称 プセウドジマツクバエンシス/(オリーブ油/グリセリン/ダイズタンパク)発酵物
保証期間 冷蔵で未開封6ヶ月

製品規格(SurfMellow B)

純度(HPLC) 95%以上
重金属 20ppm以下
ヒ素 2ppm以下
一般生菌数 100個/g 以下
大腸菌群数 陰性
真菌数 100個/g 以下

ご使用に際して

  • 当社では製品安全データシート(MSDS)を別途作成しておりますので、お取り扱い前にご参照下さい。
  • 防腐剤を使用しておりませんので、開封後は速やかにご使用下さい。
  • サーフメロウ®をご使用になった製品の安全性及び関連法規への適合性ならびに第三者の有する知的財産権への抵触に関しては、貴社にて調査下さいますようお願いいたします。

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