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活動レポート

'23出張授業レポート
プラスチックフィルムの価値を楽しく学び、サステナブルな社会への礎を築いてもらうために


はじめに

環境問題が取り沙汰される昨今、当社も社会の一員としてSDGs推進をはじめ、環境対応商品の開発や原材料のリサイクルなどに取り組むとともに、プラスチック業界の地位向上のため、社会貢献活動を行なっています。
当パッケージング事業総括部では「快適で豊かな毎日のために」「さまざまなご要望に応えるために」「無限の可能性のために」「環境への取組み 未来のために」といったコンセプトのもと、日々開発や事業活動を行なっています。

取り組みの目的

今や小学校でもSDGsや3Rなど、環境のことを考えた学習が始まっています。
これを機会に、われわれプラスチック製品を取り扱う事業者としては、みんなの生活を支えるフィルムの機能と重要性を知ってもらいたい、また子供たちに普段の生活の中においてできる環境保全を考えてもらうため、ワークショップを通して、楽しく学んでもらう機会の提供ができればとキャリア教育イベントに今年も参加し、「プラスチックフィルムのはたらき」をテーマとした授業を行ないました。

授業内容

2023年9月13日**帝京大学小学校(東京都多摩市)1年生23名に、同10月17日**港区立笄小学校(東京都港区)3年生27名の2校で、「プラスチックフィルムのはたらき」をテーマに出張授業を実施しました。
当社の事業紹介とともにプラスチックフィルムの種類や特長、当社が取り組む環境活動を説明し特にプラスチックフィルムにしかできない機能についてワークショップを交えて説明しました。

SDGsを学びはじめた子どもたちは、リサイクルの重要性を理解しつつも、プラスチックが環境に悪いというイメージを持っていました。
そこで、同じプラスチックでもバイオ原料を使ったもの、リサイクルした原料を使ったものがあること。加えて、プラスチックの使用量を減らす取り組み、使ったプラスチックを繰り返し使う取り組みなど、特に、素材の種類とその働きについては、具体的な商品も見せながら説明しました。

・ワークショップ①:「食べものはどうやって売られている?」
「袋がないとどうなる?」と質問すると子どもたちからは、袋に入ってないと「食品が腐る」「菌がついて食べると病気になる」など、いろいろな考察を加えた発表がありました。
しかし、ただ袋に入っていればいいというものではなく、商品のパッケージには働きがあり、それぞれ機能を持ったプラスチックを使うことにより、食品の賞味期限が延長でき、品質を保つことができることでフードロスの削減につながっていることを伝えました。
そこで、多層構成になっているスナック商品のパッケージを用意し、実際に自分で剥離する体験をしてもらうことで、「パッケージは1枚ではない」「それぞれが何らかの役割を持っている」ことを理解してもらい、みんながおいしく食べることができることを伝えました。

・ワークショップ②:直進カット性のあるフィルムと通常のフィルムを手で切ってもらい、その切れ方の違いを体験してもらいました。

「なぜ、まっすぐ切れた方がいいのか?」の説明を行なった後、実際に直進カット性のあるフィルムを使いオリジナルの袋を作るワークショップを行ないました。
子どもたちは友達と話しながら、楽しそうに思い思いに絵をかいて、世界に一つだけの袋を作っていました。

質問の時間には、「何枚も重なっているフィルムはどうやって作られているのか?」「シーラーを使って袋にしたがどうしてくっつくのか?」「チップスの袋はどうやって作られているのか?」など、授業中に不思議に思ったこと、興味を持ったことなど多くの質問がありました。
質問以外では、「一枚で出来ていると思っていた袋が、いろんな働きを持ったフィルムを重ねて作られていることがわかった。」「家でも同じものが作りたい」「楽しかったから、また来てほしい」などの声もあり、楽しく学びながら、プラスチックの機能について理解してもらうことができました。
また、参観された保護者の方からも「楽しい授業をありがとう」というお声をいただきました。

アンケート結果

◆帝京大学小学校1年生◆

◆笄小学校3年生◆

この取り組みも今年で4年目を迎えました。小学校低学年への授業が中心になっていますが、環境に対してとても関心を持ち始めています。アンケートには、「リサイクルしたものをどうやってフィルムにするのか?」「フィルムの作り方を知りたい」「もっとすごいフィルムのことを勉強したい」など、プラスチックフィルムについても興味を持ってもらうことができていると感じています。

今後

環境問題では悪者になることの多いプラスチックですが、フードロス削減やリサイクルすることで資源の有効活用ができること、その重要性や価値を老若男女問わずより多くの方に知ってもらう活動を進めていきます。体験やワークショップを通して、子どもたち全員が楽しく学べる機会にもしていきます。これからも包装業界や環境変化を見極めながら、要望に合った素材や機能を提案・紹介し、社会貢献も含めた環境対応の取り組みを続けていきます!

*キャリア教育イベントとは
文部科学省は、「キャリア教育」をそれぞれの学校で推進・充実させるよう推奨しています。
これを受け、学校も身の回りのものが誰かの仕事につながっていること、実際の現場の話しを聞くことで、子どもたちに仕事に対して興味を持ってもらい、将来の気付きの場になるような授業を求めていました。これを小学校がかたちにしたのが「キャリア教育イベント」です。
(モノづくりやワークショップなど、体験をメインにした60分授業)

**授業を行なった小学校2校のイベントへの取り組み

・帝京大学小学校(東京都多摩市)
自ら問題意識を持ち、考え、判断し、行動し、その結果に責任を持つ「自分流」を育てる。
帝京大学グループの建学の精神に則り、「知・情・意・体」のバランスのとれた児童を育成する。

・港区立笄小学校(東京都港区)
子どもたちの「出来る力」「極められる力」を伸ばすため、出前授業を活用し、社会や職業にかかわるさまざまな現場を体験してもらい、働くことや夢を持つ大切さの発見の場とする。