「グリーン購入」のために




 大量消費・大量廃棄型社会から資源循環社会への転換をめざし、「グリーン購入」を進める官公庁、自治体、学校、企業がどんどん増えています。
 「グリーン購入」とは、「日頃購入している商品を、環境に配慮した製品の中から選ぼう」という活動のことです。政府も「国等による環境物品の調達の推進等に関する法律(グリーン購入法:2001年4月施行)により、こうした活動を支援しています。
 使用量が年々増加(2005年使用量53万トン)しているペットボトルは、そのうち34万トン(使用量の63.7%)が回収され、再生原料に作り替えられるようになってきました。
 東洋紡は、繊維素材メーカーとして、早くから環境保全に貢献する商品の開発を進めてきました。その代表が、回収されたペットボトルから作られる繊維を製品化した「ペットボトル再生繊維製品」です。
 すでに1995年から製造を始め、ワーキングウエアから家庭用品、産業資材分野に至るまで用途を拡大してきました。今では多くの製品が、エコマークの認定(再生素材を全重量の50%以上使用している製品にのみ与えられる)や、ペットボトルリサイクル推奨マークの認定を受けています。*
 オフィス・学校・病院などさまざまな場面で活躍する「ペットボトル再生繊維製品」を紹介しますので、採用をご検討ください。
 グリーン購入には、東洋紡のペットボトル再生繊維を使用した製品を、自信を持っておすすめします。



*エコマークとは、
(財)日本環境協会が「環境保全に役立つ商品を推奨し、暮しから環境問題に対応するとともに、国民の環境意識を高めるための新しい仕組みづくり」を目的をして、環境保全に貢献する商品にエコマークを認定しています。
 ペットボトル再生繊維製品がエコマーク商品に認定されるには、「製品全体の重量比50%以上の再生PET樹脂が使用されていること」「製造にあたっては、関係する環境保全に関する法規、条例、公害防止協定等を遵守していること」「品質及び安全性について、関連する法規、基準、規格等に合致していること」などのさまざまな認定基準を満たしていることが求められます。
 東洋紡のペットボトル再生繊維製品の多くは、エコマークの認定を受けています。



ペットボトルリサイクル推奨マークとは
PETボトルリサイクル推進協議会

 容器包装リサイクル法に基づき、(財)日本容器包装リサイクル協会ルートで使用済みのペットボトルから作られたペットボトル再生フレーク、またはペレットを25%以上(但しポリエステルに対する比率)原料として使用している製品につけられています 。


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