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 特長1 簡便・迅速に形質転換可能 注1) 約10分間で形質転換が完了します(図1)。

特長2 高い形質転換効率 注2) pBR322を用いて形質転換を行い、アンピシリンにてセレクションした場合、>1x108 transformants /μg・pBR322 の効率が得られます。
特長3 保存安定性良好
-80℃で少なくとも3ヶ月は安定です(図2)。さらに長期間保存される場合には、液体窒素中での保存をお薦めします。
特長4 高いコストパフォーマンス 20本入りとなり、さらにお買い上げいただきやすくなりました。
 実施例1 形質転換効率の評価

pBR322(4.4kb:Ampicillinr, Tetracycliner)、pAK119(4.3kb:Kanamycinr)、 pAT5(4.6kb:Chloramphenicolr)の各プラスミド10pg / 5μl TE bufferを用いて本プロトコールに従って形質転換を行い、各抗生物質でセレクションした場合の形質転換効率の評価を行いました。 また、同時に、本プロトコールのヒートショック操作の後に、SOC培地での培養ステップ(37℃、30分間あるいは60分間)を追加したプロトコールでも評価を行いました。 その結果、アンピシリン及びカナマイシンでセレクションした場合には、わずか10分間の本プロトコールで108 transformants /μg・plasmid以上の効率が得られました。 一方、テトラサイクリン及びクロラムフェニコールでセレクションした場合では、ヒートショック後にSOC培地での培養ステップを追加することにより、108以上の効率が得られることが分かりました。 なお、本実験では、LB寒天培地の各抗生物質は下記の濃度にて実施しました。
《使用した薬剤の濃度》 ・アンピシリン(Amp):50μg/ml ・カナマイシン(Kan):10μg/ml ・テトラサイクリン(Tet):20μg/ml ・クロラムフェニコール(Cm):100μg/ml
※カナマイシンに関しましては、薬剤濃度に影響を受けやすいため、本コンピテントセルを用いる場合は、薬剤濃度への配慮が必要となります。
実施例2 Competent Quick DH5αと当社従来品の比較 以下に当社従来品Competent High DH5αとの比較表を示します。 目的に応じた使い分けが可能です。
| 製品名 |
内容 |
形質転換 効率 |
形質転換 所要時間 |
用途 |
| Competent Quick DH5α |
コンピテントセル100μl×20本 |
1x108 transformants /μg・pBR322 |
約10分 |
サブ クローニング |
| Competent High DH5α |
コンピテントセル100μl×10本 SOC培地 1ml ×10本 pBR322 Plasmid×1本
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1x109 transformants /μg・pBR322
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約1.5〜 2時間
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ライブラリーの作製等、高い形質転換効率が必要とされる場合 |
 ●形質転換に使用するプラスミドの容量について コンピテントセル容量の25%以上のDNA溶液を添加すると、効率が半減します。
●形質転換に使用するプラスミドのサイズについて プラスミドの大きさが7.5kbを越えると、サイズが大きくなるにしたがって、効率は低下します。pBR322(4361bp)の形質転換効率に対して、10kbでは約50%、15kbでは約20%になります。また、プラスミドのサイズが10kbを越えると、形質転換を行えても、大腸菌での複製中に欠失が起こる場合があります。 ●形質転換に使用するプラスミド量について 形質転換に使用するプラスミドの量は、0.1pg〜10ngの範囲が適しています。10ngを越えると、形質転換効率は低下する傾向にあります。
●形質転換に使用するコンピテントセルの容量について 形質転換に使用するコンピテントセルは、50 〜200μlの間では効率に変化はありません。 10μlでは効率は半減、400μlでは倍増します。
 <ご注意> 1.本形質転換プロトコールによって得られるコロニー数は、セレクションに用いる抗生物質の種類および寒天培地中の濃度等によって変動します。特に、アンピシリン以外の抗生物質を使用する場合には、形質転換効率が著しく低下する場合があります(実施例1参照)。
※カナマイシンにつきましては、効率が薬剤濃度に影響を受けやすいので、本コンピテントセルをお使いの場合は、特に薬剤濃度への配慮が必要です。 ※アンピシリン以外の薬剤(特に、テトラサイクリンとクロラムフェニコール)を使用される場合には、Competent high DH5αのご使用をお薦めします。
2.ライブラリーの作製など、さらに高い形質転換効率が必要な用途には、Competent high DH5αのご使用をお薦めします。
<遺伝子型> 弊社従来品Competent High DH5αと同様で以下のようになります。
| deoR, endA1, gyrA96, hsdR17(rk-,mk+), phoA, recA1, relA1, supE44, thi-1, Δ(lacZYA-argF)U169, φ80dlacZΔM15, F-, λ- |
<純 度> 形質転換していない本品を、アンピシリン含有LBプレートにまいても、コロニーは出現しません。
 1)Mandel,M. and Higa,A.,J.Mol. Biol.,53:159−162(1970) 2)Dagert,M. and Ehrlich,S.D.,Gene,6:23−28(1974) 3)Kushner,S.R.,in Genetic Engineering(Boyer,H.W. and Nicosia, S.,Eds.),17−23, Elsevier/North Holland, Amsterdam(1978) 4)Hanahan,D.,J.Mol.Biol.,166: 557−580(1983) 5)Inoue,H.,Nojima,H. and Okayama, H.,Gene,96: 23−28(1990)

※品名をクリックしていただくと取扱説明書をダウンロードしていただけます。
※コンピテントセルのみの包装となります。 SOC培地 及びPositive Control Plasmidは添付されておりません。

※品名をクリックしていただくと詳細をご覧いただけます。
*コンピテントセルの他にSOC培地 1ml×10本、及びPositive Control Plasmidが添付されています。
 【FAQ】 Competent Quick DH5α
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