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(1)PCR条件について 様々なPCR酵素が販売されていますが、実験の目的に合った酵素を選択し、それぞれの酵素に最適な条件を用いることによって、さらに良好な結果を得ることができます。特に、アニーリング温度、伸長時間、及び酵素濃度は実験結果に大きな影響を及ぼしますので細心の注意が必要です。
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至適条件 / 酵素名
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Taq / Tth
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Blend Taq®
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KOD
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KOD Dash®
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Mg濃度
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1.5mM
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2mM (バッファーに 含まれる)
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1〜1.2mM
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1.2mM (バッファーに 含まれる)
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dNTP
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0.2mM
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0.2mM (長期距離の 場合0.3mM)
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0.2mM
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0.2mM
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プライマーの長さ
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20〜22mer
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20〜22mer
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22〜24mer
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22〜24mer
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アニーリング温度
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Tm-5〜10℃
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Tm-5〜10℃
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Tm-5〜10℃
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Tm〜Tm-5℃
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伸長時間
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1min./kb
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1min./kb
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30sec./kb
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30sec./kb
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酵素濃度
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1.25〜2.5U/50μl
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1.25〜2.5U/50μl
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1.25〜2.5U/50μl
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1.25〜2.5U/50μl
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至適条件 / 酵素名
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KOD -Plus-
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KOD -Plus- Ver.2
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KOD FX
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Mg濃度
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1mM
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1.5mM
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2mM (バッファーに 含まれる)
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dNTP
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0.2mM
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0.2mM
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0.4mM
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プライマーの長さ
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22〜24mer
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22〜24mer
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22〜35mer
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アニーリング温度
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Tm-5〜10℃
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Tm-5〜10℃
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Tm-5〜10℃
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伸長時間
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1min./kb
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1min./kb
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1min./kb
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酵素濃度
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1U/50μl (1U超不適)
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1U/50μl (1U超不適)
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1U/50μl (1U超不適)
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(2)プライマー条件について 10kb以上のターゲットのPCRを行う場合、プライマーの精製グレードが高い方が良好な増幅を示すことがKOD FXを用いた実験により明らかになっています。Long PCRを行う場合は、脱塩グレードではなく、カートリッジ精製グレード以上のプライマーを用いることをお薦めします。
(3)増幅困難なターゲットの増幅について GC含量の高いターゲットの増幅において、DMSO(ジメチルスルホキシド)を反応液に1〜5%(V/V)添加することで増幅が改善されることがあります。DMSOの正確性に対する影響をKOD -Plus-を用いて確認したところ、5%までの添加では正確性の低下はみられないことを確認しています。また、弊社のPCR酵素でGC含量の高いターゲットも含め増幅困難なターゲットの増幅に最も適した酵素はKOD FXです。
(4)RNAの持込について RT-PCRを行う際に、逆転写反応液を直接PCR反応溶液に添加して使用する場合がありますが、反応液を持ち込みすぎると、PCR効率が低下する場合があり注意が必要です。その大きな原因は、cDNA溶液に含まれる大量のRNAがMgイオンをキレートしてしまうためであると考えられます。KOD -Plus- Ver.2やKOD FXなどでは、この現象を緩和する工夫が加えられていますが、PCRに持ち込む逆転写反応液の量は1/25以下、好ましくは1/50以下にする方が安定した増幅が得られやすくなります。また、植物サンプルなどのゲノムDNAには、抽出の方法によっては大量のRNAが混入することがあるようです。このような場合は、一度リボヌクレアーゼ処理を行うか、ゲノムDNAの添加量を減らすことによって、良好な結果が期待できます。図16は、PCR反応液に故意にRNAを添加した場合の、PCRの阻害実験の結果を示しています。RNA添加の影響は、KOD -Plus- Ver.2では若干緩和される傾向にありますが、やはり高濃度のRNAが存在することにより増幅が阻害されています。KOD FXではこの阻害の影響が出にくいように、さらに改良が加えられています。

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