IS-printing system│ その他遺伝子検査試薬│バイオ事業総括部 │東洋紡

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3時間で大腸菌O157のタイピングが行えます!

特長

「IS-printing system」は腸管出血性大腸菌O157のゲノム中に分布する32箇所のIS(Insertion Sequence)を、マルチプレックスPCRで検出することにより、タイピングを行うキットです。(Insertion Sequence: 大腸菌ゲノムの内部を移動する配列)

従来行われていたパルスフィールド電気泳動によるタイピングとほぼ同等の感度で、約3時間と大幅に短い時間でタイピングを行うことができます。

備考

本品は研究用試薬です。ヒトの診断目的に使用することはできません。

商品情報

解析データのイメージ

  • 解析データのイメージ01
    解析データのイメージ02

商品コード・包装内容

研究用試薬    ※研究用試薬は、ヒトの診断目的に使用することはできません。

商品コード QCIS-001
包装 1セット
  • ※ 本商品は受注生産品です。納品にお時間をいただくことがございますが、ご了承ください。

マルチプレックスPCRによるIS分布検出の原理

  • 大腸菌O157菌株01
    大腸菌O157菌株02

ISは大腸菌ゲノムの中を移動する配列で、系統ごとに挿入されている位置が異なります。
上図の例では、菌株①ではA~HのローカスにISが挿入されているのに対し、菌株②ではC,E,GのISが消失あるいは検出不能のローカスに移動しています。各ローカスのISが判別できるように長さの違うプライマーでマルチプレックスPCRを行うと、菌株①は下図レーン①、菌株②からは下図レーン②のようなバンドパターンが得られます。バンドパターンの違いにより、系統を判別します。

マルチプレックスPCR

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