スクリーン印刷用厚膜フィルム
「コスモマスク」は水現像のパイオニアである当社が開発した、直間法の厚膜フィルムで、従来の感光乳剤を所定の厚みまで塗布する直接法における困難を解決した高感度フィルムです。
銘柄 | 感光層厚み(μm) ±15μm以内 |
サイズ |
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TF10P | 100 | A-2 |
TF15P | 150 | A-2 |
TF20P | 200 | A-2 |
TF25P | 250 | A-2 |
TF30P | 300 | A-2 |
TF35P | 350 | A-2 |
TF40P | 400 | A-2 |
フィルムを紗にはりつけ、スキージ面に裏塗り感光乳剤を塗布するだけで、厚膜スクリーン用PS版ができ、短時間で製版できます。
厚膜フィルムのベースフィルムをはがし平面な発泡スチロールなどの板の上に置きます。
厚膜フィルムの上に紗を張った枠を乗せ、霧吹などで上方から水をまんべんなくかけます。
20~30秒間そのまま静置した後、スキージで2~3回擦り、溶け出した液や、はみ出した水などをきれいに拭き取ります。
乾燥機に入れ40℃の温風で15~30分間乾燥させます。
スキージ面から厚膜フィルムの端に少しかかるように周りに目止め剤をバケットで縁止めします。
乾燥機に入れ、40℃の温風で15~30分間乾燥させます。
スキージ面から感光性乳剤をバケットで塗布します。
乾燥機に入れ40℃の温風で15~30分間乾燥させます。
【7】塗布~【8】乾燥を4~5回繰返すときれいに仕上ります。
印刷面側の厚膜フィルムからカバーフィルムをはがします。
【7】塗布~【8】乾燥を4~5回繰返すときれいに仕上ります。
厚膜フィルム面にポジを密着させて露光します。
水道水を使い厚膜フィルム面の未露光部分を柔らかい毛ブラシ又はスポンジ等で洗い、続いてスキージ面の未露光部の乳剤を軽く洗います。
次に水道水を使いスプレーで細部を洗います。この時スキージ面からは強く吹かないようにしてなるべく短時間で現像を終了させます。
乾燥機に入れ40℃の温風で15~30分間乾燥させます。
仕上げ露光として主露光と同じ時間露光します。
完成。
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