医療用血液回路チューブ
医療機器事業部が国内医療機器メーカー向けに製造する医療用血液回路チューブには、柔軟性を付与する可塑剤が添加されたポリ塩化ビニル(PVC)が使われています。
PVCは、柔軟性に優れ、化学的に安定しているため、軟質の血液回路チューブ、医療用容器、血液バッグなどの医療機器として幅広く使用されています。
可塑剤としては主に使用されてきた「DEHP」(フタル酸ジ-2-エチルヘキシル)に代えて、より安全性の高い「Hexamoll® DINCH®」(1,2-シクロヘキサンジカルボン酸ジイソノニルエステル)やトリメリット酸トリオクチルを選択できるようになりました。
また医療用ヘパリンコーティング材料や合成系コーティング材料「セックワン®」を医療用血液回路チューブの表面コーティング剤として使用すると抗血栓性の向上が期待できます。
- Hexamoll® およびDINCH®は、両方ともドイツBASF社の登録商標です。