当社は、1970年代後半から、あいまいな官能用語で表現される不快感を、機器により数値化する
「感覚計測技術」を駆使し、さまざまな商品開発に取り組んできました。
現在では、さらに心の動きをも捉え、 リラックス、眠気などの心理状態を生理データで評価する
「心理・生理計測技術」を開発し、 心身ともに健康で快適な商品の開発に取り組んでいます。
この技術を衣料、寝装、衛生材料だけでなく、自動車関連素材にも展開していきます。
●発汗マネキンTOM®-Ⅲ
等身大の気体の汗をかく発汗マネキンです。皮膚温と発汗量を任意に設定でき、衣服内温湿度を測定することで、むれ感を評価します。
●発汗マネキンSAM®
等身大の液体の汗をかく発汗マネキンです。皮膚温と発汗量と供給電力量を任意に設定でき、放熱量(暑熱感、冷え感)を測定することができます。立位、仰臥位だけでなく、椅座位でも評価できます。
●生理計測実験風景
心電図、脳波を計測しながら、計算(作業負荷)をしている実験風景です。その他、脳血流などの計測も行います。熱・水分刺激、圧刺激、触刺激、におい刺激などの影響を観察します。
●心理生理評価マップ
多数の主観申告データと生理計測データを用いて多変量解析した結果から作成したマップです。RR間隔(心電図)によりくつろぎ度(緊張⇔リラックス)を、開眼時のα波(脳波)により 覚醒度(活性⇔眠気)を評価します。このマップを商品開発の方向性決定に利用します。
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