本内容は医療従事者へ向けたものです
「インプラント適用」の人工骨に、
自然な骨再生を。
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自然な骨再生
骨欠損部または空隙部に充填することにより、気孔内部に骨代謝に関与する細胞等が侵入し、材料の分解及び新生骨の形成が誘導されます。イヌでの骨再生実験において、本機器埋入後6ヵ月の新生骨が、既存骨とほぼ同等の構造をとることをX線回折にて確認しています。
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インプラント適用
上下顎骨・歯槽骨の骨欠損部または空隙部への充填による骨再生治療を目的として使用可能な人工骨です。インプラント植立を前提とした骨再生も適用範囲に含まれます。
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こぼれにくい固形タイプ
本品は顆粒ではなく、スポンジ状の、円盤形(ディスク)、および円柱状(ロッド)の2種類の製品形状となっています。吸水時は柔軟性を持つことから、容易に変形し、様々な形の骨欠損部にご使用いただけます。
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試験にて生体適合性が
確認されたコラーゲン本品に使用されているブタ真皮由来のコラーゲンは、弊社の医療機器にて使用前例のあるものと同じで、試験にて生体適合性が確認されています。
ナーブリッジ®※1は2013年の発売から数年にわたり多くの神経欠損症例に使用されており、原料由来であると特定された感染例の報告はございません。 -
国産の骨補填材
本品は弊社で製造しており、原料であるリン酸オクタカルシウム(OCP)、コラーゲンはともに純国産です。
リン酸オクタカルシウム※2と
コラーゲンによる骨生成。
リン酸オクタカルシウムとは?
産学による共同研究により開発されたリン酸オクタカルシウム(OCP:Ca8H2(PO4)6・5H2O)とコラーゲンからなる複合材料です。
骨再生能の評価
イヌ顎裂モデル(左図:術後6ヶ月、右図:術後10ヶ月)
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※4
OCP/collagen施術群の新生骨は、イヌ既存顎骨に類似したX線回折パターンを示した。
ラット頭蓋冠骨欠損モデル(術後4週間、12週間)


β-TCP/Col、HA/Colは評価下の東北大学で独自に調製されたものです。※5
OCP/collagen施術群は他群と比較して、術後12週間で新生骨形成の割合が有意に高かった。
再生骨の可視化
イヌ顎裂モデル(施術直後~術後6ヶ月)

OCP/CollagenはX線透過性が高く、埋入直後は造影されにくいが、骨が再生されるに従い不透過像が広がる。
吸水性の評価
当社実験データ

ボナーク®1.0mlを飽和吸水させると
重量は約8倍になる。
本資料、特徴についてページ補足・引用
※1 コラーゲン使用吸収性神経再生誘導材 神経再生誘導チューブ ナーブリッジ®、医療機器承認番号:22500BZX00106000
※2 産学による共同研究により開発されたリン酸オクタカルシウム(OCP:Ca8H2(PO4)6・5H2O)とコラーゲンからなる複合材料です。
※3 引用:Yuji Tanuma,et al, Oral Surgery, Oral Medicine, Oral Pathology and Oral Radiology 115(1), P 9-17 January 2013
※4・※6 引用:Matsui A,et al,The Cleft Palate–Craniofacial Journal 51(4) pp. 420–430 July 2014
※5 引用:Kamakura S, et,al,Published online 8 June 2007 in Wiley InterScience . DOI: 10.1002/jbm.a.31332