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食品製造業Y社 開発部

環境を意識した、上層部の肝いりプロジェクトはフィルム材の選定が想定以上に難航して…

満場一致で採用が決定した、抜群の環境対応性を秘めたフィルム材の特長とは?

解決

解決のポイント

  • 東洋紡の二軸延伸ナイロンフィルム「バイオプラーナ®」 DN029/DN031なら、バイオマス度10%でバイオマスマークを取得しており、パッケージへの表記が可能

  • バイオマス由来の原料を使用しながら従来のナイロンフィルムと同等の物性。強度も十分

  • DN029は片面、DN031は両面にコロナ処理が施されており、多様なラミネート構成に対応

  • バイオマスマークやパッケージの仕上がりに満足した上層部からGOサインが

バイオマスマークを取得していながら、十分な強度があるフィルム材が見つかった!

情報取集を進めていたS氏は、東洋紡がバイオマス由来の材料を使用したフィルム材の開発に力を入れているという情報をある商社から聞き付けます。すぐに問い合わせて、現状の課題を相談したところ、後日、提案をもらえることになりました。
S氏のもとを訪れた東洋紡の担当者によると、「バイオプラーナ®二軸延伸ナイロンフィルム」が現状の課題解決にはピッタリで、その中でもDN029/DN031が最適だと提案されます。

「提案内容が、我々の希望に実にピッタリでした。何より嬉しかったのは、このDN029/DN031は植物由来の原料を10%配合しているため、バイオマスマークを取得済みでした。また、バイオマス由来の原料を使用しながら従来のナイロンフィルムと同等の物性を有しているので、強度も十分ということでした。問い合わせて本当に良かったです」(S氏)
その他、多様なラミネート構成にも対応できるよう、DN029は片面、DN031は両面にコロナ処理が施されており、用途に合わせて選択が可能な点もポイントでした。

S氏は提供してもらったサンプル品を使って、すぐにパッケージサンプルを試作し、上層部や関係者を集めて、社内プレゼンを実施しました。バイオマスマークはもとより、他のスペックやパッケージの仕上がりに満足した上層部から、ついにGOサインをもらうことができたのです。
この結果、新パッケージ材にはDN029/DN031の採用が満場一致で決定。現在はデザインの最終案を詰めている状況です。

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