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採用事例紹介
当社のパイレン EXTOP®防曇タイプ「XP501」が、北海道のJA新はこだてが生産するブランドニラ「しりうちにら『北の華』」の包装に採用されました。
パイレンEXTOP®防曇タイプ「XP501」は、当社の一般防曇OPPフィルムと比較して剛性(腰感)が特に高いことが特長です。その特長を活かして、従来の加工適性や使用感を維持しながら、プラスチック使用量を約20%削減できる環境配慮型フィルムです。
フィルム印刷加工工程やニラの充填包装工程において、従来品と比較しても作業性が損なわれないことや、最終的に捨てられる包装資材を従来品(フィルム厚み20μm)より減プラ化(フィルム厚み16μm)することで環境への配慮が可能で、「減プラマーク」をパッケージに表示することでプラスチック削減を広くアピールできる点もご評価いただきました。
もし超高剛性という特長がなく、物理的に薄膜化されただけのフィルムでは、フィルム加工条件や、包装機でのシール条件調整の難易度が上がります。また、フィルムがやわらかく腰感が無いことで、店頭での商品陳列時に見栄えが悪くなってしまうという懸念があります。それらの懸念事項を‘超高剛性’という特長で払拭することができました。
「XP501」で包装したニラは、これまで使用していた包装から変更したことによる影響も特になく、問題なく使用していただいております。
減プラマークが表記されています。
知内町は北海道でニラ生産シェア1位の産地です。
包装に減プラ製品を使用することで環境への配慮についても影響力が大きいと思います。「しりうちにら『北の華』」は葉幅が広く肉厚なのに柔らかく、甘みがあるのが特徴です。特に、冬の寒い時期は寒さで凍ることがないよう糖分を多く蓄えますので、年明けから出荷される1番ニラはより甘みが強く感じられます。おいしさに+αで環境にも配慮した地域ブランドです。
新鮮で美味しいニラを本州各地にもお届けしていますので、是非ご賞味ください!
左から
北海紙工業株式会社 取締役 営業部長 平野聖幸様
JA新はこだて 知内営農センター 生産施設課 課長 森川功輔様
JA新はこだて 知内営農センター 生産施設課 萬谷建斗様