ダイヤカラー®・イヌリンは外因性物質としてイヌリン製剤を投与した被験者より採取した血清、尿中のイヌリン濃度を測定する際に用いるイヌリン測定試薬です。
本品を用いたイヌリン測定により求められた血清中、尿中のイヌリン濃度はイヌリンクリアランスの算出に用います。イヌリンはクレアチニンと違って尿細管からの分泌がなく、理想的なGFR測定用の外因性物質であるので、イヌリンクリアランスにより真のGFRに近い値が測定できます。
イヌリン注射用製剤「イヌリード®注」(富士薬品)と組み合わせて使用します。
- 自動分析機は15分モードを設定可能な機種に限られます。


ゴールドスタンダード
イヌリンクリアランスは腎機能の基本的指標である糸球体濾過値(GFR)測定の"gold standard"とされています。
酵素法
イヌリン測定に適した、特異性の高い酵素法です。
自動分析機
各種自動分析機に適用が可能です。※
妨害物質
グルコースなど共存物質の影響をほとんど受けません。
測定原理


通常、イヌリン投与した被験者より採取された血清4検体、尿4検体を本キットで測定します(1検体測定につき保険点数120点:2018年12月現在)
求められたイヌリン濃度測定値よりイヌリンクリアランスを算出します。
試薬の構成と包装
品名 | 製品コード | 主成分 | 包装 |
|---|---|---|---|
ダイヤカラー®・イヌリン酵素試薬A | KTIN-501 | イヌリナーゼ | 酵素試薬A |
1-メトキシ-5-メチルフェナジウムメチルサルフェート | 酵素溶解液A | ||
ダイヤカラー®・イヌリン酵素試薬B | KTIN-511 | 4-アミノアンチピリン | 酵素試薬B |
N-エチル-N-(2-ヒドロキシ-3-スルホプロピル)-m-トルイジン | 酵素溶解液B | ||
イヌリン測定用標準液・コントロールセット(化成品) | KTIN-001 | 標準液 イヌリン(5mg/dl) | 10ml×2本 |
コントロール1 イヌリン(4mg/dl) | 10ml×2本 | ||
コントロール2 イヌリン(16mg/dl) | 10ml×2本 |
試薬A、試薬Bと標準液・コントロールセットは別売りです
血清検体は前処理が必要です 前処理液は別途販売しております