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食品製造業Z社 商品企画部

介護食品の開発企画!ところが、レトルトパッケージに思わぬ不満が…

泣別れ状態にならず、まっすぐ一直線に切れるフィルム材?その独自技術とは

解決

解決のポイント

  • 「直進カットレトルトシーラント」なら、各面で泣別れ状態にならず、まっすぐ一直線に切れる

  • レトルト食品向けに開発したため、耐破袋性やヒートシール特性も持ち併せている

  • テストマーケティングの結果も上々で、発売に向けてかなりの手ごたえを感じた

まっすぐ一直線に切れるフィルム材の発見で、発売に向けて一筋の光が!

情報収集を行っていたN氏は、食品包装材の取引先から「東洋紡のフィルム材なら、課題を解決できるのでは」と教えてもらい、すぐに東洋紡に問い合わせてみました。今回の案件について相談をしたところ、後日、「直進カットレトルトシーラント」という、ユーザーの安全性と利便性を第一に開発されたフィルム材を提案されました。

この「直進カットレトルトシーラント」は、内側のシーラント部に独自技術の直進カット性が付与してあるため、表面と裏面で泣別れ状態にならず、まっすぐ一直線に切れるという特長を持っていました。

「レトルト食品に合わせて開発されているため、耐破袋性やヒートシール特性も持ち併せているという点が、弊社にとってはうれしい機能でした。これなら、今回の食品包装材として問題なく使うことができると思っています」(N氏)

商品企画部のメンバーは、実際に「直進カットレトルトシーラント」のサンプルを試してみることにしました。すると、本当に力を必要とせず、驚くほど簡単に、真っすぐ切ることができたのです。

N氏たちはさらに、テストマーケティングを兼ねて、実際に食品を充填したパッケージを子どもから高齢者まで、あらゆる年齢層に開封してもらいました。結果はどの層も上々だったため、商品開発部は発売に向けてかなりの手ごたえを感じています。

レトルト食品の開封失敗例(従来品)

レトルト食品の開封成功例(直進カットレトルトシーラント)

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