【TOYOBO】東洋紡 BEYOND 140 Years

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企業理念 Message

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渋沢栄一

東洋紡グループの企業理念『順理則裕』

1921年4月13日、当社の創業者である渋沢栄一(当時81歳)は、東洋紡本社で1時間にわたって従業員に紡績の歩みと、道徳と経済についての講演を行い、その後、自身の座右の銘のひとつであった『順理則裕(じゅんりそくゆう:りにしたがえば、すなわちゆたかなり)』を揮毫しました。
北宋の儒学者・程頤(ていい)によるこの言葉は、「道理に生きることが、すなわち繁栄につながる」と一般に解釈されていますが、当社は、渋沢栄一の「道徳経済合一説」の考えを踏まえ、「なすべきことをなし、ゆたかにする」と、より積極的、より主体的なものに再定義しました。
「なすべきことをなし、ゆたかにする」とは、すなわち不誠実なことをしない、利己的にならないという消極的な道徳のみならず、積極的になすべきことをなし道理・倫理を貫くことで、世の中をゆたかにし、自らの事業も成長させることができるという、渋沢から従業員の私たちへの具体的なメッセージと考えています。
渋沢栄一の遺した『順理則裕』は、時を越えて、当社を貫く企業理念として生き続けています。

東洋紡グループの企業理念体系「TOYOBO PVVs

2019年、東洋紡は、グループ企業理念である『順理則裕』をこれからの時代に照らして、体系化しました。
『順理則裕』を根幹となる「理念(Principle)」とし、この「理念(Principle)」のもとで「なすべきことをなし、ゆたかにする」会社になることを私たちの「めざす姿(Vision)」とします。私たちが「なすべきことをなし、ゆたかにする」とは、「素材の提供にとどまらず、工夫やアイデアによって新たな価値(=サイエンス)を創出し、その創造し続ける価値で、バリューチェーン先端に位置する究極のお客さま(=人と地球)の課題解決(=ソリューション)を提供する会社」になることです。そして、「めざす姿(Vision)」を実現するために私たちが大切にすることを、「変化」というキーワードのもと、「挑戦」「信頼」「協働」を3つの柱とした日常の行動指針として、「TOYOBO Spirit ~9つの約束」を定めています。
「TOYOBO PVVs」は、私たちが積極的に社会をゆたかにし、自らも成長する会社へ進化するための礎です。

140周年の、その先へ。