特徴
着眼点は、皮膚の「体内時計」でした。
ストレスの多い現代社会。体内時計の乱れにより、肌の健康を維持している抗酸化システムやバリア機能、修復機能が低下し、シミ、黄ぐすみ、赤みなどの原因となります。
時計遺伝子が、肌の不調改善のカギ。
肌にも体内時計が存在し、昼には「保護」、夜には「修復」できるよう、時計遺伝子が様々な肌関連遺伝子発現のタイミングをコントロールしています。時計遺伝子に働きかけることで、健やかな肌に導くことはできないか、と私たちは考えました。
時計遺伝子リズムの正常化
表皮角化細胞に酸化ストレスを与えると、時計遺伝子bmalの発現リズムに異常が生じます。
GenemClock®添加により、bmalリズムの異常を正常化できることが分かりました。
GenemClock®の効果
シミ低減効果 / 茶色のシミ低減効果
GenemClock®塗布により、8週間の連用でシミ低減効果が示唆されました。
GenemClock® 2%配合化粧水を朝晩2回洗顔後に塗布
30代健康な男女(平均年齢33.6歳) 3名
1日2回試験試料を半顔に塗布。
2018年9月28日~11月22日(8週間)
日焼けへの効果
1%GenemClock®含有化粧水
20-30代健康な男女(平均年齢33.8歳) 12名
1日2回試験試料を上腕内側に塗布
2019年5月29日~6月6日(9日間)
Δa*値変化量 = a*値(照射1日後)- a*値(照射前)
カルボニル化抑制
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最終糖化産物(AGEs)は、加齢によって起きる肌の黄くすみの原因です。BSA(タンパク質)とグルコース混合溶液を45℃で10日間保管すると糖化の指標であるカルボニル基が産生されますが、GenemClock®により抑制効果がみられました。
注)文献からの引用を除き、本資料データは当社機関または外部委託機関で測定して得られた代表的な測定結果です。