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企業理念

『順理則裕』
順理とは、「なすべきこと」を「する」（攻め）「なすべからずこと」は「しない」（守り）
則裕とは、順理を貫くことで、「世の中をゆたかにし」、「自らも成長する」
それを「やりきる」「やりとげる」ことでゆたかにしていく

『順理則裕』は、中国宋代の儒学者・程頤（ていい）の唱えたもので
当社の創立者でもある実業家・渋沢栄一が座右の銘のひとつとしていたことから、
当社の企業理念として今日まで脈々と受け継がれてきました。
当社グループが約140年もの長きにわたり、事業を営み、成長し続けることができたのは、
この企業理念のもと、時代の変化に柔軟に適応してきたからだといえます。

めざす姿

私たちは、素材+サイエンスで人と地球に求められる
ソリューションを創造し続けるグループになります

単なるモノづくりにとどまるのではなく、私たちはサイエンスを追求します。
サイエンスとは工夫やアイデアによって新たに創出する価値のことです。

東洋紡の事業変化

創立から約140年、
東洋紡の歴史は変化の連続でした。

1882年5月3日、日本初の民間大規模紡績会社「大阪紡」が、明治の実業家・渋沢栄一によって設立され、
その後1914年に「三重紡」と合併して「東洋紡」となりました。
創業から約140年、幅広い分野でたくさんの技術を提供し続け、
現在は、フィルム、ライフサイエンス、環境・機能材、機能繊維・商事分野における各種製品など、
いわゆる”高機能素材”を製造、加工、販売する企業へと発展してきました。

1882（明治15）

繊維事業の始まり

1963（昭和38年）

フイルム事業へ進出

1970（昭和45年）

プラスチック事業に進出

1972（昭和47年）

バイオ事業に進出

1978（昭和53年）

機能膜事業へ進出

1983（昭和58年）

電子材料の開発を本格化

1991（平成3年）

スーパー繊維事業に進出

2002（平成14年）

連結売上で非繊維事業が、繊維事業を上回る

2009（平成21年）

化粧品原料分野へ進出

2022（令和4年）

創立140周年を迎える
コーポレートロゴを刷新

東洋紡の中長期計画

BUSINESS.01

フィルム

工業用フィルム事業と包装用フィルム事業の2分野で構成。工業用は、液晶偏光子用、ディスプレー用、合成紙、ラベル、セラミックコンデンサ用など。包装用は、食品包装を中心に、多機能フィルムを展開し、国内でトップクラスのシェアを保しています。

BUSINESS.02

環境・機能材

「バイロン_®」、「ハードレン_®」、光機能材料、ファインケミカル、エンジニアリングプラスチック、アクア膜、VOC処理装置、機能フィルター、スパンボンド、生活資材、スーパー繊維などを展開しています。
※2023年4月　三菱商事との合弁会社「東洋紡エムシー」としてスタート

BUSINESS.03

機能繊維・商事

エアバッグ事業、機能繊維事業、衣料用繊維事業、商社機能（東洋紡STC（株））で構成。海外展開として、エアバッグは、タイ・中国・米国の3極体制。繊維事業は、東南アジア・中国・インドなど、グローバルに事業展開しています。

BUSINESS.04

ライフサイエンス

バイオ事業、メディカル事業、医薬受託事業の3分野で構成。バイオ事業は、臨床検査に関わる原料酵素、診断（試）薬、診断システムなど。メディカル事業は、透析膜など治療に関わるマテリアルなど。医薬受託事業は、医薬品の受託製造。PCR検査の判断時間を従来の1/2に短縮した診断システムや人工腎臓用中空糸膜など、独自技術による高付加価値製品を保有しています。