合田真美 | TOYOBOの従業員紹介 | 東洋紡の人と仕事 | 新卒採用情報 | 採用情報

入社動機・仕事内容

高分子を扱う仕事を目指して就職活動を進める中、東洋紡の工場見学に参加。ものづくりの現場を見てスケールの大きな仕事ができそうだと感じて興味がわきました。また、座談会で先輩の人柄の良さや、年次・役職にとらわれない人と人との風通しの良さを感じて入社を決意。製品開発部に配属となり、現在はフィルムの品質欠陥の低減に取り組んでいます。ほかにも、生産機台内のさまざまな工程で蓄積してきたビッグデータの解析や、それらの新しい活用法の検討も実施。解析ツールに詳しい部署や製造部と連携しながら、現場で培われてきた生産ノウハウのシステム化や、生産の安定化・品質向上に取り組んでいます。

仕事の難しさとやりがい

品質欠陥の低減を進める中で、原因解明のために現場で測定したデータを解析する機会が非常に多くあります。なかなか原因がつかめず苦心することが多々ありますが、データから解決の糸口となる傾向を見出し、原因を突き止めて品質欠陥の低減に関する目標が達成できたときには大きな充実感が得られます。製品の製造にかかる費用は非常に高額なので、例え小さな欠陥でも、それがもたらすロスは想像以上に大きくなりがちです。それだけに対策が成功したときの効果も大きくなり、ときには数千万円規模にのぼることもあるため、自分が担う責任の大きさを日々感じながら仕事に取り組んでいます。

仕事を通して変化したこと

何事も諦めず、粘り強く取り組む姿勢が身に付いたことが、一番大きな変化だと感じています。品質欠陥の原因解明の過程においては、どれだけ調査を行っても解決に向けた目処が立たず困惑することも多いだけに、逆境に負けず粘り強く取り組むことが欠かせません。他部署の方からもお話を聞いたり、他工場の情報を参考にして比較したり、自ら積極的に行動し、諦めずに調査を進めるよう努めています。対策を実施して思ったような効果が得られなかった際にも、その原因を追究して次にどう生かすかを考えるなど、ネガティブな結果も良い教訓として前向きに捉えるように心がけています。

ある一日の流れ

8:10: ＜メール確認、関係部署との朝会＞
メール確認、朝のラジオ体操、部内の朝会後、製造部、工務部、品質保証部とミーティング。前日の生産状況と、当日の予定を確認します。開発部からの提案はこの時に行うことも。

10:00: ＜現場で測定・現物確認＞
機台内に入り、現場状況を確認しつつ調査したい工程の測定を実施し、データ収集を行います。また、現場にある欠陥サンプルの観察、定常的に測定しているデータ取得状況の確認を行います。

12:00: ＜昼食＞
部署のメンバーと場内にある食堂でお昼ご飯を食べます。

13:00: ＜別機台へ調査＞
午前の続きを現場で行ったり、別の機台へ行ったり、聞き込み調査を行ったりと、情報収集を行います。

15:00: ＜データの解析＞
午前中に得たデータの解析を行います。得られた結果をまとめ、関係者へ連絡したり、レポート作成を行ったりします。

17:00: ＜メール・翌日の予定確認＞
メール確認、翌日の予定を確認し、事前準備が必要であれば行います。

18:00: 業務終了。