小松陽子 | TOYOBOの従業員紹介 | 東洋紡の人と仕事 | 新卒採用情報 | 採用情報

仕事内容

入社後、コーポレート研究所に配属となり、現在は快適性工学センターで業務に取り組んでいます。仕事内容は、東洋紡の素材の快適さの度合いをわかりやすく数値化することです。お客さまのニーズに合う快適性の評価および感覚の数値化が主なミッションであり、こうした快適性を評価するための機器評価法を構築しています。東洋紡は1970年代から長きにわたって快適性評価に関する研究を手がけ続けています。この技術は、定量的に測ることが困難な“素材の付加価値”を明確に数値化できる画期的なものです。社内外のより多くの方に東洋紡の快適性評価技術を活用していただけるよう、積極的に情報発信していくことも心がけています。

仕事の難しさとやりがい

快適性と一言で言っても、その分類は非常に多岐にわたります。数値化に取り組む中で、ときには自分ではわからない感覚についても評価しなければならないことがあり、入社当初はその点に非常に難しさを感じていました。ですが、上司や先輩方から研究開発の進め方をじっくりとご指導いただき、その甲斐あって快適性の評価に関わるあらゆるノウハウを着実に高めていくことができました。今でも快適性の数値化を図るにあたって困難や疑問に向き合うことは多いですが、それらを乗り越えたときには自身の成長を実感し、大きな達成感や醍醐味が得られます。

仕事を通して変化したこと

困ったときには自分だけで抱え込まず、上司や先輩、後輩であっても積極的に相談するようになりました。素材の快適性の数値化という独自性の強い仕事に取り組んでいるので、わからないことがあれば知見の深い方にすぐに話を聞きに行くことは、業務をスムーズに進めていく上で欠かせないことだと思います。また、こうした相談を通じて知識の深い方と話をしてみると、皆さんが非常に勤勉であることに気付きました。仕事と並行して日々の勉強を怠らないのはもちろん、大学時代の勉強にも一生懸命取り組んでいた人が多いように感じます。そうした人たちの勤勉さに刺激されてからは、私自身の勉強に対する姿勢も変わり、時間が許す限り自分の日々の業務に関する知識・技術の吸収に努めるようになりました。