宮﨑昌幸 | キャリア入社従業員インタビュー | キャリア採用情報 | 採用情報

INTERVIEW.01

現在の仕事について

犬山工場の生産設備設計を担当する私のミッションは、製品の生産性や品質の向上などに関する課題解決を設備で実現させること。そして、安全・防災といった安心して働ける職場環境(生産設備、装置)を提供することです。

製品の種類や生産機台によって装置の仕様や構成が異なるため、全く同じものを設計することはほとんどなく、その都度、仕様の検討から始めます。また現場で発生した“ヒヤリ”体験を吸い上げ、なぜそういった事が発生したのか、その原因が機械などの生産設備の問題ではないかも徹底的に追求します。確認したり、調べたりする業務が多く大変ですが、非常にやりがいもあります。

自身の設計・提案が形になっていく姿を目の当たりに出来る醍醐味に加え、提案した設備がバッチリはまり改善効果が出た時の達成感はさらにひとしおです。

INTERVIEW.02

転職先に東洋紡を選んだ理由

若い頃はとにかくさまざまな機械設計に携わりたいと、技術者派遣の企業で経験を積みました。しかし次第に、外部の人間はコアな部分に触れることができないジレンマを感じ、より上流工程を目指してエンジニアリング会社へ転職しました。

そこでさらに構想・設計の経験を積み、これまでの経験を活かしながら、さらなるキャリアアップになる環境を求めた結果が、東洋紡に転職した一番の理由です。

以前は関西に持ち家もあり、家族と安定した生活基盤も築いていました。しかし、犬山の工場見学に訪れ、働く環境面はもちろん、市内の生活や子育て環境まで知ることができるように地元出身の従業員の方々との交流の場なども設けていただいたことで決意も固まり、家族ぐるみで安心して移住してくることができました。

INTERVIEW.03

実際に働いてみた東洋紡の印象

長く機械設計に携わってきましたが、現在は実際に手を動かすよりフィルムを製造する機械設計の原理原則を考えるフェーズの役割を担い、期待した通り、ワンランクキャリアアップした印象です。前職で培った基本設計や詳細設計などの知識や経験があるからこそ、その上位の構想を練る際にも実際に機械を使う人の立場に配慮できる設計が私の強みになっています。

また、フィルムの延伸実験装置を担当した際、熱を均等に与える方法について、私の経験値をベースに提案したアイデアが採用され、想定通りのデータ収集に役立ったことがありました。理論的な裏付けがきちんと説明できれば、自分のアイデアや試してみたい装置等を盛り込める自由度は高く、思い切った挑戦ができる会社です。