トップメッセージ

いのちと世界の、役に立て。 ー 人と地球をゆたかにする、東洋紡グループの挑戦と変革 ー

私が経営者として大切にしていることは、東洋紡グループの企業理念『順理則裕』です。この言葉は、創立者・渋沢栄一の座右の銘の一つであり、その意味するところは、「なすべきことをなし、社会をゆたかにする」です。私は、この理念こそが当社グループがこれからも社会に必要とされ続けるための原点だと考えています。

近年、気候変動への対応や資源循環の促進、人権尊重、多様性の確保など企業に求められる責任は一段と大きくなっています。当社グループは、2022年に策定した「サステナブル・ビジョン2030」のもと、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進しています。外部環境の変化をリスクとしてだけではなくチャンスとしても捉え、社会とともに、当社グループの持続的な発展を実現してまいります。

当社グループは、人と組織こそが持続的な成長と価値創造を支える源泉であるとの考えのもと、人的資本経営を推進しています。「共創・変革人材」の育成、「しなやかで強い組織」の構築、「安心と働きがい」のある風土・文化の醸成に取り組み、従業員一人ひとりが能力を最大限に発揮できる環境を整えることで、会社と個人が共に成長する好循環の実現を目指しています。
さらに、TX(Toyobo-Transformation)による経営変革を進めています。急速に進化するデジタル・AI技術を積極的に活用しながら、組織や業務のあり方を見直し、生産性向上と新たな価値創出を加速することで、社会への価値提供と持続的な成長を支える企業基盤の強化に取り組んでいます。

こうした挑戦と変革を支えるのは、当社グループで働く仲間、一人ひとりの力です。私たちは、経営層から従業員までがワンチームとなり、持続可能な社会の実現と、未来を見据えた価値創造、そして企業価値の向上を力強く推進していきます。私たちは、これからも皆さまとともに、人と地球のより良い未来の実現に挑戦し続けてまいります。

2026年8月28日
東洋紡株式会社 代表取締役社長
竹内郁夫