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高強力軽量ナイロン織物「シルファイン®N」使用のウインドブレーカーがORショーで「GOLD」を受賞

2011年10月12日

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(東洋紡スペシャルティズトレーディング株式会社)

東洋紡スペシャルティズトレーディング株式会社(以下、東洋紡STC)の高強力軽量ナイロン織物「シルファイン®N」を使用した「Mountain Hardwear(マウンテンハードウェア)」のウインドブレーカー(2012年春夏向け)が、2011年8月に開催されたOutdoor Retailer Show(ORショー)で「GOLD」を受賞しました。

1.ORショーで「GOLD」を受賞

軽くて、コンパクトな素材でありながら、高い引裂強力を確保した機能性と、「シルファイン®N」独特の透明感を利用したデザイン性の両方を兼ね備えていることが、今回の受賞の理由です。

マウンテンハードウェア ウインドブレーカー
世界有数のアウトドア関連の展示会であるORショーは、年2回 (Summer Market、Winter Market)、アメリカ ユタ州ソルトレークシティーで開催されています。
「GOLD」は、ORショーに出展された、テントや寝袋、バックパック、ジャケット、ウインドシャツ、マウンテンバイク、サングラスなど数千もの製品を独自に審査し、部門を越えて最も優れたギア1つに贈られる賞です。

*「Mountain Hardwear (マウンテンハードウェア)」
・・・マウンテンハードウェア社(アメリカ カリフォルニア州
リッチモンド)の基幹ブランド。

2. 高強力軽量ナイロン織物「シルファイン®N」(ウインドブレーカー用途)の特長

(1)軽量(従来比60%)でコンパクト(従来比65%)、高い引裂強力

  • 経糸に11デシテックス、緯糸に8デシテックスの糸を使用した高密度織物で、軽量・コンパクトでありながら、高い引裂強力と透明感のある素材開発に成功しました。
  • 従来の56デシテックスの糸を使用した素材は、目付け60g/㎡を超える重い素材が一般的で、ウインドブレーカーとしてはコンパクト性に欠け、厚地のために透明感が得られにくいものでした。
  • 「シルファイン®N」を使用した軽量・高密度織物は、軽量(目付け:24g/㎡、従来の素材比率60%軽量化実現)、 コンパクト(厚さ:40㎛、従来の素材比率65%の薄さを達成)、高い引裂強力を併せ持っています。さらに高い防風性能を有します(通気度<1.0(cc/㎠・s))。

(2) 技術的な特長

  • 8デシテックス 高強力マルチフィラメントの紡糸技術
    軽量織物を構成している「シルファイン®N」に使われている原糸は、特殊重合技術によるナイロン樹脂原料を用いており、さらに紡糸工程でその分子鎖を均一に揃え、フィラメント間の強度のバラツキを最小限に抑えました。
  • 超極細糸の製織技術
    糸を細くしてハイマルチにすると高密度に織ることができるようになりますが、製織時に毛羽の発生や強度の低下が起こりやすくなります。製織時の経糸の「擦れ」による「毛羽」の発生を抑えるために、経糸に塗布する糊を新規に開発しました。さらに、超細繊度の糸を一定の圧力で緯糸として飛走させると、糸がダメージを受けやすくなるため、織機の改造を行いました。総合的に、経・緯糸とも製織時の強力低下の小さい製織技術を確立しました。
  • 低通気性を確保した加工技術
    染色加工工程において、マルチフィラメントを均一に並べながら、40㎛にまで押しつぶす加工法により、被膜形成加工の必要なしに、低通気性と引裂強力の高い織物を製造できるようになりました。
 
高強力軽量ナイロン織物「シルファイン®N」

高強力軽量ナイロン織物「シルファイン®N」

一般的なナイロン織物

一般的なナイロン織物

3.今後の展開

アウトドア業界は、2000年より軽量化の流れが進んでおり、近年その流れが強まっています。
東洋紡STCは、2006年には「シルファイン®N」を使用したダウンジャケットがパタゴニアのウィメンズ・ダウン・セーターに採用され「2006年ISPOボルボ・スポーツデザイン賞」を受賞、2009、2010年にはマーモットのレインウェアが、「2009 Outdoor Industry Award」「2010 Outside Gear Of the year」を受賞しました。
今後は、東洋紡STCの特化素材を活用しながら、新たな用途展開を進め、積極的な販売を行っていきます。

以上

<本件に関するお問い合わせ先>

東洋紡績株式会社 広報室
TEL 06-6348-4210

※掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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