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東洋紡バイオテクノロジー研究財団平成26年度の研究助成贈呈式

2015年2月4日

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 このたび、平成26年度の研究助成の贈呈者を別表の通り決定しました。2015年1月30日に東洋紡本社で贈呈式を行い、総額3,150万円の研究助成金を贈りました。
 海外留学を助成する長期研究助成に関しては、平成26年度助成を含めて累計で176人にのぼり、受贈者はバイオテクノロジーの研究分野、教育の第一線で活躍されております。
 1982年(昭和57年)5月、当社の創立百周年を記念して設立された旧・東洋紡百周年記念バイオテクノロジー研究財団は、新公益法人制度の下、2014年4月1日に公益財団法人東洋紡バイオテクノロジー研究財団(理事長:津村準二)に名称変更いたしました。

● 長期研究助成受賞者

 本財団は、毎年、バイオテクノロジー研究分野の若手研究者に、1年間の海外留学費用の助成を行っています。本年度は、7人の若手研究者に海外留学の助成金を贈りました。

受贈式参加者5人と関係者
受贈式参加者5人と関係者

理事長 津村準二あいさつ

 当社のバイオ事業への進出は、レーヨンの原料であるパルプを生産する際に出る廃液を、酵母培養によって処理する研究を始めたことが始まりです。
 受贈者の皆さんは留学生活を楽しみながら、研究の成果がでるよう頑張ってください。

受贈者のコメント

(石井 宏和さん)
 ウッズホール海洋生物学研究所を留学先に選びました。その理由は、生きたままの細胞を1分子レベルで観察できる顕微鏡のシステムを有しているからです。
 その技術を使い、ホヤをモデル実験系として、さまざまな動物種に共通したRNA顆粒輸送機構を解明し、この機構の破綻によって生じる疾患の理解につなげることを将来の目的にしています。
(石原 誠一郎さん)
 日本における死因の第1 位はガンです。ガンの悪性化にはガン細胞のみならず、その周辺の細胞も関係しています。ガン細胞悪性化の一因と思われる細胞の硬さに注目し、解明していきたいです。ガンが風邪のようにすぐ処方できるよう研究を進めたいと思います。

受贈者の氏名、留学先と研究テーマは次の通りです。

氏名 所属 留学先 研究テーマ
石井 宏和
イシイ ヒロカズ
甲南大学大学院・
フロンティアサイエンス
研究科
ウッズホール
海洋生物学研究所
1 分子蛍光ライブイメージング法によるホヤ母性RNAの卵細胞内輸送機構の解析
石原 誠一郎
イシハラ セイイチロウ
北海道大学大学院・
先端生命科学研究院
University of
Wisconsin-Madison
間葉系幹細胞のメカノレスポンスにより引き起こされるがん悪性化機構
市野 琢爾
イチノ タクジ
京都大学大学院・
理学研究科・
生物科学専攻
University of
Heidelberg
植物におけるオルガネラの発生機構からみたフラボノイドの蓄積機構の解析
上田 高志
ウエタ タカシ
東京大学
医学部付属病院・眼科
Harvard Medical
School
網膜変性を制御するリン酸化酵素の探索と機能解析
金丸 佳織
カネマル カオリ
東京薬科大学
生命科学部・ゲノム病
態医科学研究室
University of
California,San Diego
ゼブラフィッシュ大動脈・中腎・生殖原器領域由来造血幹細胞の解析
北田 研人
キタダ ケント
東京大学大学院・
医学系研究科・
疾患生命工学センター
Vanderbilt University,
School of Medicine
皮膚組織の免疫細胞による電解質・血圧調節機構の解明
黒澤 恒平
クロサワ コウヘイ
東京大学大学院・
総合文化研究科
The University of
Chicago
人工タンパク質を利用したエピジェネティックネットワークの制御と解明

 

以上

<本件に関するお問い合わせ先>

(公財)東洋紡バイオテクノロジー研究財団 事務局(岡)
*電話 06-6348-4111 *FAX 06-6348-3329  *Eメール bio_fund@toyobo.co.jp
http://www.toyobo.co.jp/biofund/

※掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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