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PET 世界最大手 インドラマ社に重合技術をライセンス アルミニウム触媒技術をグローバル展開

2017年9月21日

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 当社は、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂製造で世界最大手であるタイ王国のインドラマベンチャーズ、岩谷産業株式会社と、重合技術・特許についてライセンス契約を締結しました。
 この技術には、当社が独自に開発したアルミニウム触媒「TOYOBO GS Catalyst®」が使用されます。本年6月、インドラマベンチャーズは、PET樹脂の本格的商業生産を開始しました。

1.「TOYOBO GS Catalyst®」について

 PET樹脂を製造するには、原料のほかに重合反応を促進するための触媒が必要になります。従来はアンチモン、ゲルマニウムなどのレアメタルや重金属の化合物が主流でした。
 当社が2002年に独自に開発したアルミニウム触媒の「TOYOBO GS Catalyst®」は、貴重な資源であるレアメタルを使用していません。また重金属を含まないこと、製造した樹脂がリサイクル性に優れていることから、環境負荷低減に貢献できます。当社は、PET製造世界最大手で、全世界に製造拠点を持つインドラマベンチャーズ(インドラマポリマーズ社)とライセンス契約することにより、「TOYOBO GS Catalyst®」をグローバルに展開していきます。

2.「TOYOBO GS Catalyst®」を触媒としたPET樹脂の特長

左前が「TOYOBO GS Catalyst®」を使用した樹脂
左前が「TOYOBO GS Catalyst®」を使用した樹脂
(1) 透明性と熱安定性が高く、リサイクル性にも優れています。ペットボトルをはじめ、フィルム・シート、繊維、各種成形品など、幅広い用途展開が可能です。
(2) 耐水性・耐候性に優れる特長を生かし、当社の太陽電池用バックシートフィルム「シャインビーム®」にも使用しています。

3.今後の展開

サントリー製品で採用が決まった
サントリー製品で採用が決まった

 インドラマポリマーズ社で製造される「TOYOBO GS Catalyst®」を用いたPET樹脂は、サントリー食品インターナショナル株式会社の飲料用ペットボトルでの採用が決まりました。
 当社は今後、インドラマポリマーズ社、岩谷産業㈱との関係を強化し、「TOYOBO GS Catalyst®」のグローバル展開を図っていきます。また、岩谷産業㈱は、インドラマポリマーズ社の販売代理店として、同社が製造する樹脂を、飲食品用ボトル・一般フィルム・シート用途に販売していきます。
 当社は、「TOYOBO GS Catalyst®」のグローバル展開を通して、地球環境の負荷低減に貢献していきます。

当社は長年、繊維製造においてインドラマ社と協力関係にあり、2014年にはドイツのエアバッグ用原糸メーカーPHP社(本社:オーベルンブルク)を共同で買収するなど、さまざまな分野で提携しています。

【会社概要】

・インドラマベンチャーズ
 (インドラマポリマーズ、本社:バンコク、CEO:D. K. Agarwal)
・岩谷産業株式会社
 (本社:東京・大阪、代表取締役社長:谷本光博)

以上

<本件に関するお問い合わせ先>

東洋紡株式会社
コーポレートコミュニケーション部
電話:06-6348-4210 FAX:06-6348-3443
e-mail:pr_g@toyobo.jp

※掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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