コストパフォーマンスを追求した植物工場を設計・施工 ~初期投資コストは従来の1/2、生産性は2倍 ~
当社グループの東洋紡エンジニアリング株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:前田 大一郎、以下TBEC)は、省スペースで生産効率を高めた、コストパフォーマンスを徹底的に追求した完全閉鎖型植物工場を設計・施工します。この工場を運営するのは、植物工場運営では業界大手の株式会社木田屋商店(本社:千葉県浦安市、代表取締役社長:木田 喜太郎)です。「㈱木田屋商店第2プラント」(福井県小浜市)として2018年10月から稼働します。
1.植物工場について
従来の植物工場は、広い敷地や周辺設備など、高額な初期投資が必要でした。また、事業を継続するための運用ノウハウや販売先の確保など、ソフト面でも課題がありました。
今回、TBECが設計・施工を行うのは、「高密植栽培」の完全閉鎖型植物工場です。㈱木田屋商店と運用面で取り組むことにより、以下のメリットがあります。
(1) | 設計・施工と工場運営という両社の経験と実績を生かし、徹底的に無駄を省いたため、初期投資は従来の約1/2 |
(2) | 収穫の半自動化により省スペース化し、プラント面積は約1/2 (通常600㎏/日の生産を行うためには約1,500㎡(平方メートル)の延床面積が必要ですが、高密植栽培では約800㎡で生産が可能) |
2.㈱木田屋商店第2プラントの概要
名称 | : | ㈱木田屋商店第2プラント |
---|---|---|
所在地 | : | 福井県小浜市 |
延床面積 | : | 800㎡ |
栽培品目 | : | レタス等葉物類 |
生産規模 | : | 600㎏/日 |
設計・施工 | : | 東洋紡エンジニアリング㈱ |
㈱木田屋商店は、栽培した野菜を業務加工用として出荷します。
3.今後の展開
TBEC は、2011年より参入した完全閉鎖型植物工場の設計・施工において、さらなる生産性の向上につながる技術を提案し、国内外で植物工場関連事業を拡大していきます。
また、さまざまな機能性野菜の栽培技術に関する研究開発を行います。
4.会社の概要
<東洋紡エンジニアリング㈱>
所在地 | : | 大阪市北区堂島二丁目1番16号 |
---|---|---|
代表者 | : | 前田 大一郎 |
株主 | : | 東洋紡株式会社 100% |
事業内容 | : | 建物、プラント建設の設計、施工など |
<㈱木田屋商店>
所在地 | : | 千葉県浦安市北栄3-31-3 |
---|---|---|
代表者 | : | 木田 喜太郎 |
事業内容 | : | スーパーマーケット事業、惣菜事業、植物工場事業など |
以上
本件に関するお問い合わせ先
<リリースに関するお問い合わせ先>
東洋紡株式会社
コーポレートコミュニケーション部
TEL06-6348-4210
FAX06-6348-3443
MAILpr_g@toyobo.jp
<植物工場に関するお問い合わせ先>
東洋紡エンジニアリング株式会社
アグリ機器事業部
TEL06-6348-4073
FAX06-6348-1617
MAILyutaka_yoshimura@toyobo-eng.co.jp
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