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総合研究所(滋賀県大津市)を大規模リニューアル コア技術を融合したイノベーションの創出に向け研究開発機能を強化へ~第1期工事のパイロットプラント棟が完成、竣工式を開催~

2023年1月13日 企業情報

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 当社は、研究開発の中心拠点である総合研究所(滋賀県大津市)の大規模なリニューアルを実施し、研究開発機能の強化を図ります。第1期工事として「パイロットプラント棟」が完成、1月12日に竣工式を行いましたのでお知らせいたします。

 

新たに完成した総合研究所パイロットプラント棟

新たに完成した総合研究所パイロットプラント棟

竣工式の様子

竣工式の様子

 

 当社は、1931年に東洋紡績株式会社(現・東洋紡株式会社)化学研究所を設立して以降、時代のニーズに応じて繊維から、フィルム、バイオ、高機能素材・製品などへと研究領域を拡大するとともに、新たな製品・技術の研究開発に努めてきました。1976年、各地の研究所を統合・集約して発足した現在の総合研究所は、中長期的な基礎研究や新規事業の創出を担う「コーポレート研究部門」と、各事業に直結した研究開発を行う「事業部研究部門」から成る、当社グループの研究開発活動の中心拠点です。

 昨年5月に公表した長期ビジョン「サステナブル・ビジョン2030」で掲げるとおり、当社が蓄積してきた4つのコア技術(「高分子」「環境」「快適性設計」「バイオ・メディカル」)を活用・融合しながら、社会課題の解決に貢献するイノベーションの創出を加速するため、総合研究所の大規模なリニューアルを実施していきます。今後、社内外の多様なパートナーとの連携・協業を通じてオープンイノベーションを促進するための研究棟や、新たなソリューションを提案するため研究開発設備の配置自由度を高める大空間構造の施設などを順次新設する予定です。

 このほど、約20億円を投資して新設したパイロットプラント棟は、高機能フィルムを中心とした新たな製品・技術の実用化に向け、試作品の開発や実験などを行う施設です。最新の防災設備や浸水対策として高床式構造を採用するなど安全・防災機能の充実に注力するとともに、太陽光発電の活用や冷却水の循環利用を促進するなど、環境にも配慮した設計を取り入れました。1月12日の竣工式には約30人の関係者が出席。当社常務執行役員・イノベーション部門統括の大田康雄は、工事関係者へ感謝の意を伝えるとともに、今後の研究開発の強化に向け、「待望のパイロットプラント棟が無事に竣工を迎え、社員一同大変喜んでいる」と述べました。

東洋紡 「サステナブル・ビジョン2030」

パイロットプラント棟の概要

・所在地: 
滋賀県大津市堅田2-1-1(東洋紡株式会社総合研究所内)
・延床面積: 
約3,100平方メートル
・構造/階数: 
鉄骨/平屋建て(一部2階建て)
・運用開始: 
2023年4月(予定)
・投資額: 
約20億円

 

以上

本件に関するお問い合わせ先

<リリースに関するお問い合わせ先>
東洋紡株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ

TEL06-6348-4210
FAX06-6348-3443

MAILpr_g@toyobo.jp

※掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

注意事項

本ホームページに記載されている業績見通しならびに事業計画は、各資料発表時点において弊社の経営方針にのっとり入手可能な情報および弊社が合理的であると判断した一定の前提に基づいて作成したものです。したがって、顧客の設備投資の動向、為替相場の動向など、様々な要因の変化により、実際の業績は記述されている見通しとは、異なる結果となり得ることをご承知おきください。