当社グループの温室効果ガス排出量削減目標がSBT認定を取得

2023年1月19日 企業情報

このニュースをPDFで表示 ( 516KB )

 このたび、当社グループの掲げる2030年度までの温室効果ガス(Greenhouse Gas、以下「GHG」)排出量削減目標について、世界的なイニシアチブであるSBT(Science Based Targets)イニシアチブより認定を取得しましたのでお知らせいたします。

 

 

SBTロゴ

 

 SBTイニシアチブとは、環境NGOのCDP、国連グローバル・コンパクト、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)が共同で運営する国際的なイニシアチブです。企業が設定するGHG排出量削減目標について、パリ協定が定める目標(世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分下回る水準に抑える等)を達成するために最新の気候科学により必要と見なされる水準に沿っていると認めた場合、これを科学的根拠に基づいた目標(science-based targets)として認定しています。

■ SBT認定を受けた当社グループのGHG排出削減目標※1

Scope1、2※2 2030年度までに温室効果ガス排出量を2020年度比で27.0%削減
Scope3※2 2030年度までに温室効果ガス排出量を2020年度比で12.5%削減

 当社グループでは、地球温暖化・気候変動を事業活動の継続に関わる大きなリスクの一つと認識し、2050年度までにGHG排出量をネットゼロ(実質ゼロ)とする「カーボンニュートラルの実現」を目標に掲げています。

 このたびのSBT認定を機に、今後もScope1、2におけるGHG排出量の削減に向け、省エネ活動や生産効率の改善、燃料転換による脱石炭の推進、再生可能エネルギーの導入・調達、水素やアンモニア等のカーボンフリー燃料の導入検討を進めるとともに、リサイクル材やバイオマス材の採用拡大、高効率VOC回収装置や海水淡水化膜等製品の拡販などを通じて、サプライチェーン全体のGHG排出量の削減に貢献できるよう一層努めてまいります。

※1: Scope1、2の目標については、当社2022年5月25日付ニュースリリース(https://www.toyobo.co.jp/news/2022/release_1328.html)で 公表したGHG排出量削減目標(「2030年度までに2013年度比で46%以上削減」)に相当します。
※2: Scope1: 直接排出量(燃料燃焼などの自社の排出量)
Scope2: 購入した電気などのエネルギー生産に伴う間接排出量(電力事業者などの排出量)
Scope3: Scope1、2以外の間接排出量。今回のSBT認定の対象は、購入した製品やサービスに関連する活動(製造など)や販売した製品の使用に伴うGHGの排出

 

以上

本件に関するお問い合わせ先

<リリースに関するお問い合わせ先>
東洋紡株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ

TEL06-6348-4210
FAX06-6348-3443

MAILpr_g@toyobo.jp

※掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

注意事項

本ホームページに記載されている業績見通しならびに事業計画は、各資料発表時点において弊社の経営方針にのっとり入手可能な情報および弊社が合理的であると判断した一定の前提に基づいて作成したものです。したがって、顧客の設備投資の動向、為替相場の動向など、様々な要因の変化により、実際の業績は記述されている見通しとは、異なる結果となり得ることをご承知おきください。