「2023アジア太平洋地域気候変動リーダー企業」に初選定

2023年7月28日 企業情報

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 当社は、このほど、英フィナンシャル・タイムズと独調査会社スタティスタが共同で実施した「2023アジア太平洋地域気候変動リーダー企業」※1調査において、気候変動に対する取り組みの功績が優れている上位275社に初めて選定されましたので、お知らせいたします。

 

 本調査は、アジア太平洋地域の14の国と地域に本社を置く企業を対象に、各社から提供されたデータに基づき算出した、温室効果ガス(Greenhouse Gas、以下「GHG」)削減率※2、CDPスコアやSBTイニシアチブ認定状況などをもとに総合的に評価、ランキングするものです。

 

 当社グループは、地球温暖化・気候変動を事業活動の継続に関わる大きなリスクの一つと認識し、2050年度までにGHG排出量をネットゼロ(実質ゼロ)とする「カーボンニュートラルの実現」を目標に掲げ、これまでも省エネ活動や生産効率の改善に取り組んできました。2022年12月には、GHG排出量の2030年度までの削減目標(「Scope1、2:2020年度比で27.0%削減」「Scpoe3:2020年度比で12.5%削減」)について、SBTイニシアチブにより、科学的な根拠に基づいた目標(Science Based Targets)であるとして認定を受けております※3。 また、2023年3月には、世界的な環境情報開示システムを運営する英国の非営利団体CDPが実施する「サプライヤー・エンゲージメント評価」において、最高評価の「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に2年連続で選定されました※4。これらの気候変動に対する取り組みが評価され、「2023アジア太平洋地域気候変動リーダー企業」の初選定に至りました。

 

 企業理念『順理則裕』のもと、「人と地球に求められるソリューションを創造し続けるグループ」を“めざす姿”として掲げる当社は、長期ビジョン「サステナブル・ビジョン2030」※5において、「2030年のありたい姿」、「サステナビリティ指標」および「アクションプラン」などを示す通り、サステナビリティを根幹に据えた経営を推進しています。今後も、省エネ活動や燃料転換による脱石炭の推進、再生可能エネルギーの導入・調達、カーボンフリー燃料の導入検討を進めるとともに、リサイクル材やバイオマス材の採用拡大、高効率VOC回収装置や海水淡水化膜等製品の拡販などを通じて、当社グループならびにサプライチェーン全体のGHG排出量の削減に取り組むとともに、持続可能な社会の実現に貢献できるよう努めていきます。

 

※1: Asia-Pacific Climate Leaders 2023: interactive listing
※2: 2016年から2021年の期間の Scope1とScope2における、売上高に対するGHG削減率
※3: 2023年1月19日付 当社ニュースリリース 「当社グループの温室効果ガス排出量削減目標がSBT認定を取得」
※4: 2023年3月31日付 当社ニュースリリース 「CDP『サプライヤー・エンゲージメント評価』において最高評価『サプライヤー・エンゲージメント・リーダー』に2年連続で選定」
※5: 東洋紡 「サステナブル・ビジョン2030」

 

以上

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東洋紡株式会社 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
TEL 06-6348-4210
MAIL pr_g@toyobo.jp

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