ニュースリリース

東洋紡バイオテクノロジー研究財団 平成30年度の研究助成贈呈式を実施

 (公財)東洋紡バイオテクノロジー研究財団(理事長:津村準二)は、平成30年度の研究助成の贈呈者を決定しました。本年度は別表の通り、バイオテクノロジー分野の若手研究者7人に対し、総額3,600万円の研究助成金を贈呈します。2月22日には東洋紡の本社で贈呈式を実施し、留学を控えた2人が出席しました。
 当財団は、東洋紡の創立百周年を記念して設立された研究助成団体です。海外留学を助成する「長期研究助成」の受贈者は、本年度を含めて累計201人を数え、受贈者はバイオテクノロジーの研究や教育の第一線で活躍しています。

1. 研究助成贈呈式

 2月22日の贈呈式には、理事長の津村準二(東洋紡株式会社 相談役)が出席。受贈者に目録を授与し、留学先での研究に向けて応援の言葉を送りました。

贈呈式出席者の皆さんと関係者
贈呈式出席者の皆さんと関係者

理事長 津村準二 あいさつ

 化学繊維の原料となるパルプの廃液処理の研究から始まった当社のバイオ事業は、その後診断薬用酵素や遺伝子解析技術へと発展し、東洋紡の主要事業のひとつとなりました。当財団の助成金を活用し、受贈者の皆さんが少しでも充実した留学生活を送ることで、バイオテクノロジーの発展に貢献する研究者となることを切に願っています。

受贈者のコメント

(根城 尭英さん)
 ゲノム解析の手法を腫瘍免疫の解析に応用する研究は世界でも盛んですが、私は留学を通して、それを臨床の場面にも活かしていきたいと考えています。実現までのハードルは多いですが、それを超えることができるような治療技術を確立することが目標です。

(松本 大亮さん)
 私の研究では、4種類の塩基から構成される遺伝子の情報を拡張することで、新たな機能を持った薬剤の開発に繋げ、今は解決法のない先天性疾患の治療に貢献することを目指しています。採択されたからには、責任を持って仕事を成し遂げたいです。

2.長期研究助成受贈者

 受贈者の氏名、所属、留学先、研究テーマは次の通りです。

氏名 所属 留学先 研究テーマ
小野寺 孝興
オノデラ コウウン
京都大学大学院
生命科学研究科
University of North
Carolina at Chapel Hill
聴覚皮質のグローバルな回帰回路を介した音情報の処理基盤
山田 大智
ヤマダ ダイチ
名古屋大学大学院
理学研究科
University of North
Carolina at Chapel Hill
記憶に基づく行動選択の神経基盤の解明
松本 大亮
マツモト ダイスケ
東京医科歯科大学
生体材料工学研究所
Scripps Research
Institute
人工塩基を持つmRNAから非天然アミノ酸への効率的な細胞内翻訳系の開発
根城 尭英
ネジョウ タカヒデ
東京大学大学院
医学系研究科
University of California,
San Francisco
複合受容体システムを用いた次世代型の脳腫瘍免疫治療の開発
森 俊介
モリ シュンスケ
京都大学
ウイルス・再生医科学研究所
The State University of
New Jersey
鰭と四肢をモデルとした2種の骨の発生機構解明
下澤 誠
シモザワ マコト
東京薬科大学
生命科学部
Karolinska Institutet オートファジーによるタウ・タンパク質の分解・分泌機構の解明と脳内タウ蓄積抑制法の開発
森田 俊平
モリタ シュンペイ
筑波大学
生存ダイナミクス研究センター
Brown University アメリカムラサキウニにおける生殖系列補償機構の解明

 

以上

本件に関するお問い合わせ先

<リリースに関するお問い合わせ先>

(公財)東洋紡バイオテクノロジー研究財団
事務局 大野
電 話:06-6348-4111 FAX:06-6348-3696
E-mail:bio_fund@toyobo.jp
http://www.toyobo.co.jp/biofund/

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