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コンプライアンスマネジメント

考え方・方針

「東洋紡グループ コンプライアンスマニュアル」表紙

「東洋紡グループ コンプライアンスマニュアル」

当社グループは、『順理則裕』の企業理念の下、「順理」すなわち「合理的・論理的に考え、行動すること、道理・倫理、人間としての基本姿勢を尊重すること」をコンプライアンス活動の核としています。

また、「東洋紡グループ企業行動憲章」で宣言した原則に基づき、従業員が守るべきルールを具体的に分かりやすく「東洋紡グループ コンプライアンスマニュアル」にまとめグループ従業員の理解の促進とルールの周知徹底を図っています。このマニュアルは英語・中国語をはじめとして、当社および当社グループのある国・地域の言語に翻訳し、海外の関係会社の従業員にも配布しています。

<東洋紡グループ コンプライアンスマニュアル/東洋紡グループ社員行動基準(項目のみ抜粋)>(2020年11⽉1⽇ 第十九版)

  1. 企業秘密の取り扱い
  2. 個人情報の取り扱い
  3. 公正な取引の実施
  4. 下請事業者との適正な取引
  5. 責任ある調達・物流
  6. 安全保障貿易管理(輸出管理)に関するルール
  7. 輸出入貨物の管理と無申告輸出入の防止
  8. 贈答接待の取り扱い(腐敗防止)
  9. 政治献金等の取り扱い
  10. 知的財産
  11. 適正な経理処理
  12. 契約締結
  13. 与信管理に関するルール
  14. 適時・適切な情報開示
  15. インサイダー取引の禁止
  16. 人権の尊重
  17. 品質と安全性の確保
  18. 製品・サービスに関する情報提供
  19. 品質データ等の適切な取り扱い
  20. 研究開発活動に関するルール
  21. お客さま対応
  22. 職場における多様性の尊重
  23. ハラスメントの防止
  24. 安全・衛生
  25. 適正な労働時間管理
  26. 地球環境に配慮した事業活動
  27. 社会貢献の推進
  28. 保安・防災
  29. 海外赴任・出張時の注意義務
  30. 反社会的勢力等への対応
  31. サイバーセキュリティの確保
  32. 社会のルール

関連するポリシー・指針など

推進体制

統括執行役員会議のメンバーが委員となり、経営の観点からグループ全体のコンプライアンスを推進するコンプライアンス委員会を設置しています。また、その下に具体的な取り組みの検討、推進にあたるコンプライアンス推進委員会を置いています。

2019年度は、コンプライアンス委員会を2回、コンプライアンス推進委員会を4回開催し、方針・基準の明確化や教育・研修・予防措置の実効性向上に関する各種施策について協議・決定しました。

コンプライアンス推進サイクル

コンプライアンス推進サイクル

コンプライアンス相談窓口

当社グループは内部通報制度「コンプライアンス相談窓口」を設置しています。職場での法令違反行為や不正行為、贈収賄をはじめとする腐敗行為、競争法に違反する行為やいじめ・ハラスメントなどについて通報・相談が可能です。これらを会社の問題として取り上げ、違反やトラブルの未然防止、早期発見に努めています。相談窓口を安心して利用できるよう、相談者の氏名等のプライバシーを守ること、相談・通報により相談者に不利益が生じないことを保証し、匿名での相談も受け付けています。

  1. 相談窓口の利用者
    • 東洋紡グループの役員および従業員
    • 東洋紡グループの業務に従事する派遣社員、他社からの出向者
    • 東洋紡グループの取引事業者の役員および従業員
      ※上記には、退職者も含むものとします。
  2. 相談の対象となる項目
    (1)法令違反行為、社内規程違反
    (2)「コンプライアンスマニュアル」に反する行為
    (3) 職場における各種ハラスメント
    (4)その他違法・不正の疑いのある行為 など

相談件数

2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度
12件 20件 15件 32件 35件

目標とKPI

<目標>

従業員一人一人が法令・ルールを順守し、透明性のある適切な対応を行い、倫理的な企業風土・文化を醸成します。

<KPIと実績>

取り組み項目 KPI 目標 実績(2019年度)
  • 法令順守と違反報告
  • 内部通報制度の整備維持
  • 贈収賄の防止
  • 業務のレジリエンス強化
  1. 重大な法令等の違反件数
  1. 0件/年
  1. 0件
  1. コンプライアンスアンケート
    以下項目の比率改善
    • コンプライアンスを重視している会社か
    • コンプラアンス相談窓口の認知度/利用のしやすさ
    • ミニスタディの認知度
    • 経営層からのコンプライアンスメッセージ浸透度
  1. 対前年度比率アップ
  1. コンプライアンス勉強会、各種研修の実施回数
  1. 実績開示
  1. 57回

2019年度の取り組み

2019年度は、方針・基準の明確化および教育・研修・予防措置の実効性向上を図るとともに、「感度と報告」をキャッチフレーズに、コンプライアンス意識の向上を目指したさまざまな活動を展開しました。

コンプライアンスマニュアルの改定・周知

11月のコンプライアンス徹底月間に、当社グループのコンプライアンス活動の根本である「東洋紡グループ コンプライアンスマニュアル」を改定し、グループ従業員に配布するとともに、各職場で読み合わせを実施しました。

重点テーマ「贈収賄・贈答・接待」への対応

同テーマに関するポリシー、ガイドラインなどを整備。また、お取引先さまとの公正で健全な取引関係の構築を目的に贈答接待を受ける場合のルールを制定するとともに受領報告制度を導入しました。

コンプライアンス教育

贈答・接待に関するセミナー

贈答・接待に関するセミナー

管理職、新入社員や昇格者など階層別のコンプライアンス教育を実施しています。さらに、海外赴任者への教育、サイバーセキュリティや贈収賄・贈答・接待など個別の重点テーマに関する勉強会やセミナーも実施しています。

勉強会の開催

当社管理職およびグループ会社管理層などを対象に、9つの事業所、31の関係会社において、コンプライアンス部とIT部門のメンバーが講師となり、不正防止の意識やサイバーセキュリティをテーマとした勉強会を開催しました。そのほか、主に経営層を対象とした贈答・接待に関するセミナーも開催しました。

ケーススタディ・レポートの発行

違反事例をケーススタディ形式で啓発する「コンプライアンスミニスタディ」(毎月)や、東洋紡グループ内の身近な事例を基にした「注意喚起レポート」(不定期)を発行しました。

アンケートの実施

11月のコンプライアンス徹底月間にコンプライアンスアンケートを実施して順守状況や推進活動に関する課題を把握。状況改善に向けた取り組みを実施しています。