廃棄物削減
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基本的な考え方
当社グループの各生産拠点では「東洋紡グループ地球環境基本方針」の下、廃棄物の抑制(リデュース)、再使用(リユース)、再生利用(リサイクル)に取り組んでいます。規格外製品や端材の再利用などにより廃棄物量を抑制するとともに、発生した廃棄物についてはできる限り有効活用することで、埋立量の最小化に努めています。
目標と実績
2030年度に排出廃棄物量15%削減(2015年度比)という目標を設定し、最終処分(埋立処分)率1%未満を維持しながら廃棄物量の削減を進めています。
項目 | 2030年度目標 | 2023年度実績 |
---|---|---|
排出廃棄物量(連結) | 15%削減(2015年度比) | 3%増加 |
連結: 東洋紡(株)と連結子会社の合計
2023年度の排出廃棄物量は2015年度比で3%増加しました。これは生産量の増加によるものです。一方、最終処分率は当社と国内連結子会社の合計で0.5%となり、引き続き目標を達成しました。
環境法令順守状況
2021~2023年度の3年間の、廃棄物に関する違反(許可・基準・規制違反他)はありません。
廃棄物処理法やバーゼル条約等の各種法令を順守し、適切な管理と処理を行っています。
取り組み
廃棄物量削減のために、製造工程で出る端材は原料として再度製造工程に戻す他、使用済みのプラスチック製梱包材などはパレットにリサイクルし有効活用しています。さらに、産業廃棄物の処理を外部委託する場合は、リサイクルできる委託先を選択しています。
ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物については、計画的に適正な処分を進めています。また、現在使用している低濃度PCB含有電気工作物についても、計画的に更新を進めています。
プラスチック廃棄物の埋立ゼロ達成(三元化成(株)の取り組み)
三元化成(株)では、2022年プラスチック資源循環促進法の施行を受け、廃棄物(主にプラスチックと異素材の混合品)のリサイクル率向上に向けた取り組みを行い、埋立ゼロを達成しました。
具体的に以下の取り組みを行いました。
- ①
- リサイクル可能になるまで素材ごとに分別
- ②
- リサイクル可能な委託先を新規開拓
- ③
- 分別に関する社内教育によって従業員の意識を改革し、分別を継続
今後はグループ内にもこの取り組みを展開し、リサイクルを推進していきます。
廃棄物処理施設の維持管理に関する情報
2021 | 2022 | 2023 | 2024 | |
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東洋紡(株)岩国事業所 | 産業廃棄物焼却炉 維持管理の実績(72KB) |
産業廃棄物焼却炉 維持管理の実績(214KB) |
産業廃棄物焼却炉 維持管理の実績(156KB) ※2023年6月20日付けで焼却炉を廃止しました。 | ― |
東洋紡(株)高砂工場 | 産業廃棄物焼却炉 維持管理の実績(56KB) |
産業廃棄物焼却炉 維持管理の実績(56KB) |
2023年4月1日付けで東洋紡エムシー(株)に移管しました。 | ― |
東洋紡エムシー(株)高砂工場 | - | - | データ掲載はこちら | データ掲載はこちら |
岩国事業所
高砂工場