CSR調達ガイドライン
2022年9月20日現在
サプライチェーン全体で持続可能な社会の発展を支え、SDGsの達成に貢献するため、CSR調達ガイドラインを制定しました。
取引先様には、CSR調達ガイドラインをご理解いただき、取り組みへのご協力をお願いしています。
取引にあたっては、経営・品質・価格・納期・サービス、技術開発力などに加え、CSR調達ガイドラインへの対応を考慮します。
また、CSRへの取り組み状況をモニタリングする為、アンケートを実施させて頂き、調査の結果、課題のある取引先様については改善を依頼させていただきます。
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CSRを推進し、社会貢献に積極的に取り組むこと
- ステークホルダーを尊重し、健全で持続可能な社会づくりに貢献すること
- 社会貢献や地域活動(環境維持や改善)に積極的に取り組むこと
- コンプライアンス(法令順守など)、公正取引・企業倫理を維持・強化すること
- 企業活動において社会規範に反することなく、公正・公平に業務遂行すること
- 法令などを順守すること(独禁法、商法、会社法、下請法、個人情報保護法、外為法など)
- あらゆる利害関係者への腐敗行為・贈収賄を禁止すること
(違法な贈与、支払、対価、金銭的または金銭以外の利益供与など) - 反社会的な個人、団体とは関わりをもたないこと
- 不正行為の予防と発見のための措置を行うこと
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環境活動を維持・強化すること
- 継続的な環境保全活動を推進すること(ISO14001取得など)
- 水やエネルギーの利用における効率向上など、資源の有効活用や省エネに努めること
- 大気、水、土壌への汚染物質の排出を抑制すること
- 廃棄物について3Rを促進すること (リデュース:廃棄物の発生抑制、リユース:再使用、リサイクル:再資源化)
- グリーン調達、グリーン購入を推進し、環境負荷低減に努めること
- 温室効果ガス(CO2など)の排出削減に努め、気候変動の緩和に取り組むこと
- 自然保護など生物多様性保全のための取り組みを推進すること
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製品の安定供給に努め、品質、製品安全を保証すること
- 品質保証活動を推進し、継続的に改善を行うこと(ISO9001取得など)
- 法令順守と共に想定されるリスクの低減に努め、製品安全を確保すること
- 非常時に起こりうる状況や事象を事前に想定し、事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)を整備すること
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人権を尊重すること
- 児童労働、強制労働、虐待、人身売買など非人道的行為を禁止すること
- 性別、国籍、人種、信条、年齢、障がいの有無、LGBTQなど、あらゆる差別を禁止すること
- 個人の尊厳を傷つけるハラスメント(セクシャルハラスメント、パワーハラスメントなど)を防止すること
- 外国人技能実習生を含む外国人労働者の権利を保護し、安全・安心な労働環境を整備すること
- 紛争鉱物規制に対し、責任ある調達を推進すること
- 労働安全衛生について、活動を展開する国や地域の法令を順守すると共に、従業員の健康を留意し、健康経営への取り組みも通じて、安全で働きやすい職場の実現に努めること
- 労働時間に関し、活動を展開する国や地域の法令に従い、過度な労働時間について削減に取り組むこと
- 賃金について、活動を展開する国や地域の法令に従い、最低賃金を超える適切な賃金を支払うこと
- 労働者の結社の自由に関し、活動を展開する国や地域の法令に従い、権利を支持・尊重すること
- 労働者の団体交渉権などに関し、活動を展開する国や地域の法令に従い、権利を支持・尊重すること
- 動物実験などについて、動物福祉に配慮すること
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ステークホルダーに適時適切に情報を開示・対話するとともに、情報セキュリティ対策を維持・強化すること
- 製品やサービスに関する情報、会社の財務情報・非財務情報、リスク情報などを適時開示すること
- 機密情報、個人情報は適切に管理し、情報の漏洩や紛失の防止に努めること
- 他者の知的財産権を尊重し、不当に侵害しないように関連法令・規則などの順守を徹底すること
- 相談窓口の設置など、社内外からの苦情や問題を解決する仕組みを整備するとともに、報告者や相談者の保護に努めること
- サプライチェーンを通じてCSR調達を実現するため、サプライヤーへCSR活動推進を周知・浸透すること