当社犬山工場における火災について(経緯のまとめ)
2020年9月27日(日)21時頃、当社犬山工場にて発生した火災事故により、お亡くなりになったお二方のご冥福をお祈りし、ご遺族に対し衷心よりお悔やみ申し上げますとともに、深くお詫び申し上げます。また、負傷された方、近隣住民の皆様、関係者の皆様には多大なるご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを心からお詫び申し上げます。
現在までに判明しております内容は、下記のとおりです。
1.発生場所
愛知県犬山市大字木津字前畑344
東洋紡株式会社 犬山工場
2.発生日時・経緯
9月27日(日)
21:00頃 犬山工場内のフィルム製造ラインより出火
9月28日(月)
1:10 公設消防による鎮圧宣言
7:45 公設消防による鎮火宣言
3.被害状況
人的被害
死亡2名(従業員)、負傷1名(従業員、職場復帰済)
物的被害
犬山工場 包装用フィルム製造棟の建屋および生産設備の一部が損傷
4.原因
消防署・警察署の現場検証は終了しましたが、今後も関係省庁の調査に全面的に協力してまいります。
5.製品出荷への影響
一部の製品を除き、9月30日より出荷を再開いたしました。
6.工場の操業状況
火災により損傷した生産設備を除く、全ての生産設備の稼働を再開しております。
引き続き、安全確保に万全を期してまいります。
7.業績に与える影響について
当社業績に重大な影響が見込まれると判断される場合には、速やかにお知らせいたします。
8.再発防止策
「安全」「防災」を当社グループの最優先課題として、これまでの保安防災活動に欠けていたこと、不足していたことなどを徹底的に究明し、二度とこのような事故を起こさない安全な会社にしていきます。
(1)「事故調査委員会」を設置
事故後速やかに「事故調査委員会」を設置し、事故原因の究明に全力を挙げて取り組んでいます。
事故原因が判明次第、関係省庁のご指示のもと、適切な対策を講じていきます。
(2)「安全・保安防災推進本部」を新設
12月1日、社長直轄下に「安全・保安防災推進本部」を新設、傘下に「保安防災部」と「労働安全部」を設置しました。
(3)安全・保安防災関連への投資
設備の整備、人員の増強などを積極的に行っていきます。
(4)従業員教育
SOP・マニュアルを整備し、従業員への教育を行います。
教育内容は水平展開し、全社的に災害防止対策に取り組んでいきます。
関連ニュースリリース
・11月19日付
当社犬山工場における火災について(第6報)
・10月1日10時00分付
当社犬山工場における火災について(第5報)
・9月28日9時00分付
当社犬山工場における火災について(第4報)
・9月28日3時00分付
当社犬山工場における火災について(お詫び)(第3報)
・9月28日2時00分付
当社犬山工場における火災について(お詫び)(第2報)
・9月28日0時30分付
当社犬山工場における火災について(お詫び)(第1報)
以上
本件に関するお問い合わせ先
<リリースに関するお問い合わせ先>
東洋紡株式会社
サステナビリティ推進部 広報グループ
TEL06-6348-4210
FAX06-6348-3443
MAILpr_g@toyobo.jp
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