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プレシジョン・システム・サイエンス(株)と東洋紡(株)による新型コロナウイルスに対する迅速プール検査法の開発・実用化について

2021年4月7日 製品・展示会

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このたび、プレシジョン・システム・サイエンス株式会社(以下PSS社)と当社が協力し、新型コロナウイルスに対する迅速プール検査法の開発・実用化に成功致しましたので、お知らせいたします。

検体プール検査法は、唾液などの検体を複数混合して検査するもので、検査数を大幅に増やすことができます。複数検体を同時に処理できる一方、検体の前処理に人手と時間を要することや、プール検体で陽性を検出した場合の再検作業などにより、検体採取から結果報告までに約2日を要していました。

今回、当社が販売する遺伝子解析装置「GENECUBE®※1」(モデルC)に対してPSS社が販売する全自動核酸抽出装置「magLEAD 12gC※2」を連携し、最適化させたプログラムを開発することで、唾液検体に対して人の手をほとんど用いることなく、検体到着から結果報告まで最短約1時間の迅速プール検査を実現致しました※3

本検査法は、チップ操作が不要であることに加え、設置幅が約1mと省スペースであり、1時間に120件程度の処理を行うことができます。また、既存の「magLEAD 12gC」に専用カード※4、ラックアダプター※4を搭載するのみで速やかな運用開始が可能です※5

迅速プール検査法

※1 「GENECUBE®」(モデルC)は、最短約25分、最大12検体、24テストを同時測定可能です。
※2 「magLEAD」はPSS社の登録商標です。
※2 「magLEAD 12gC」は、最短約27分、最大12検体を同時処理可能です。
※3 本検査法は、筑波大学 医学医療系 鈴木広道 教授が発案し、同教授の指導の下で開発されました。
※4 「magLEAD 12gC」専用カード、ラックアダプターは、PSS社より4月中旬発売予定です。
※5  検体プール検査法実施に際しては、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 検体プール検査法の指針」に準拠する必要があります。

以上

 

本件に関するお問い合わせ先

<リリースに関するお問い合わせ先>
東洋紡株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ

TEL06-6348-4210
FAX06-6348-3443

MAILpr_g@toyobo.jp

※掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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本ホームページに記載されている業績見通しならびに事業計画は、各資料発表時点において弊社の経営方針にのっとり入手可能な情報および弊社が合理的であると判断した一定の前提に基づいて作成したものです。したがって、顧客の設備投資の動向、為替相場の動向など、様々な要因の変化により、実際の業績は記述されている見通しとは、異なる結果となり得ることをご承知おきください。