ニュースリリース

業界初※1、レーザー印字対応フィルム「レザイアTM」を開発 ~印字工程の短縮とラベルのリサイクル性を向上、循環型経済の実現にも貢献~

 当社は、食品や化粧品などの外装ラベル向けに、業界初*1のレーザー印字対応フィルム「レザイアTM」を開発しました。12月初旬よりサンプル提供を開始し、2022年度中の本格販売を目指します。

レーザー印字対応フィルム「レザイアTM」(左:透明タイプ、右:乳白タイプ)

レーザー印字対応フィルム「レザイアTM」(左:透明タイプ、右:乳白タイプ)

 近年、世界的に環境意識がますます高まる中、包装用途のフィルムなどにおいても環境に配慮した製品の需要が増しています。食品や化粧品などの外装ラベル用の基材となるフィルムは、インクジェット印刷やコーティング処理を施した上でサーマル印刷により文字や図柄を印字するタイプの製品が広く普及していますが、不要になったラベルを再利用する際、インクやコーティング剤を分離するための洗浄処理を行ってからでなければリサイクルできないという課題がありました。

 このたび当社が開発した「レザイアTM」は、業界で初めて※1汎用のレーザー装置によるダイレクト印字が可能な外装ラベル用のフィルムです。長年培ってきたフィルムの設計技術や独自の分子構造制御技術を応用することで、汎用のレーザー装置を用いて、くっきりとした文字や図柄をフィルムに印字することが可能です。インク補充やコーティング処理などが不要となるため、生産工程の短縮が期待できます。また、レーザーによりフィルム内部へ印字するため、文字の欠落や改ざんの防止にも有効です。さらに、フィルムを再利用する際に、インクやコーティング剤の洗浄処理が要らず、リサイクル性の向上や省資源化にも貢献します。まず、ポリプロピレンとポリエステルの2種類の基材のサンプル提供を進めるとともに、顧客の要望に応じて異なる素材や外装ラベル以外の用途開発にも取り組んでいきます。

 当社はこれまで、シーラント素材などに用いられるポリエステルフィルム「オリエステル®」や高いバリア性能を持つ二軸延伸ポリプロピレンフィルム「DP065」など、モノマテリアル(単一素材)化に対応した製品を上市し、リサイクルしやすい環境に配慮したフィルム製品のラインアップを展開してきました。新たに「レザイアTM」を加え、顧客のニーズに幅広く対応するとともに、循環型経済の実現に貢献していきます。

※1 2021年12月20日時点、外装ラベル用の基材フィルムとして。当社調べ。

■レーザー印字対応フィルム「レザイアTM」の概要

素材: ポリプロピレン、ポリエステル
厚み: 20~50μm
想定用途: ラベル(賞味期限、原材料、製造ロットなどの表示)、化粧品外装(箔押し印字)
対応レーザー: YAG、UV、ファイバーレーザー(CO2レーザーは除く)
文字サイズ: 最小0.08mm角まで対応可能

以上

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東洋紡株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ

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