ニュースリリース

東洋紡バイオテクノロジー研究財団 2021年度研究助成贈呈式を実施

 公益財団法人 東洋紡バイオテクノロジー研究財団(所在地:大阪市北区、理事長:津村準二、以下「当財団」)は、2月21日(月)、東洋紡本社(大阪市北区)にて、2021年度の研究助成贈呈式を実施しました。本年度は、バイオテクノロジー分野の若手研究者4人に対し、総額2,200万円の研究助成金を贈呈します。

 

オンラインで開催された贈呈式

オンラインで開催された贈呈式

 

 当財団は、東洋紡株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:竹内郁夫、以下「当社」)の創立百周年を記念し、1982年に設立。バイオテクノロジーの分野において研究助成を行い、その成果を通じて社会に貢献することを趣旨としています。海外留学を助成する「長期研究助成」の受贈者は、本年度を含めて累計214人となり、多くの方がバイオテクノロジーの研究や教育の第一線で活躍しています。

 新型コロナウイルス感染防止のためオンラインで開催された2月21日の贈呈式には、当財団より理事長の津村準二(当社名誉顧問)、選考委員長を務める近藤滋理事(大阪大学大学院生命機能研究科教授)らが出席。受贈者4名に対して、留学先での研究に向けた応援の言葉が贈られました。

理事長あいさつ

 当社のバイオ事業は、レーヨンの原料であるパルプの廃液処理に関する研究から始まりました。その後、診断薬用酵素や遺伝子解析技術へと発展し、今では主要事業の一つとなっています。受贈者の皆さまには、当財団の助成金を有効に活用いただいて、充実した留学生活を送ることで、将来バイオテクノロジーの発展に貢献する研究者になられることを切に願っています。

長期研究助成受贈者一覧

氏名 所属 留学先 研究テーマ
北村 友佳
キタムラ ユカ
埼玉医科大学大学院
医学研究科
University of California, Davis ポリコーム依存的な染色体高次構造を介した
精子形成制御機構の解明
佐伯 翼
サエキ ツバサ
慶応義塾大学大学院
医学研究科
Indiana University ヒト多能性幹細胞由来内耳オルガノイドを
用いた内耳前駆細胞の分離培養技術の開発
豊田 康祐
トヨダ コウスケ
熊本大学大学院
医学教育部
NIH National Cancer Institute がん代謝に関連する乳酸輸送担体MCT1
および4を標的とした小分子化合物の探索と
CAR-T療法の開発研究
山口 智子
ヤマグチ トモコ
大阪大学大学院
生命機能研究科
Charles University 合成生物学と構造生物学による生命初期の
リボソームの再構築と機能構造解析

受贈者コメント

(北村 友佳さん)
 哺乳類の精子形成について研究をしています。ポリコーム抑制複合体が遺伝子発現をどのようにして適切に調整しているかを把握し、その構造を解明することで、将来的には不妊治療などへの応用を目指します。

(佐伯 翼さん)
 留学先では、難聴患者の病態を体外で再現することや、創薬スクリーニングなどへの活用を目的とした、内耳オルガノイドから有毛細胞や支持細胞に分化する内耳前駆細胞の単離・拡大培養の技術開発に取り組みます。

(豊田 康祐さん)
 血液細胞のがん、中でもウイルス学的な発がんについて研究しています。がん細胞により発現量が増加する乳酸輸送担体MCT1およびMCT4分子を標的とする治療法について研究し、がん治療の発展に貢献したいです。

(山口 智子さん)
 留学先では、合成生物学と構造生物学の双方の知見を活用して、初期地球のような環境でリボソームやリボソームの生み出すたんぱく質がどのように生まれたかを研究し、生物が誕生する最初のステップを自ら再現したいと考えています。

以上

本件に関するお問い合わせ先

<リリースに関するお問い合わせ先>
東洋紡株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ

TEL06-6348-4210
FAX06-6348-3443

MAILpr_g@toyobo.jp

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