ジャンボフェリー新造船「あおい」のプレミア席シート座面に三次元網状繊維構造体「ブレスエアー®」が船舶向けとして初採用
当社の三次元網状繊維構造体「ブレスエアー®」が、2022年10月22日より、ジャンボフェリー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:山神正義、以下「ジャンボフェリー」)が神戸港~小豆島~高松港で就航を開始する新造船「あおい」のプレミア席のシート座面に、船舶向けとして初めて採用されました。
(提供:ジャンボフェリー) |
フェリー「あおい」プレミア席 (提供:ジャンボフェリー) |
|
「ブレスエアー®」は、当社の熱可塑性ポリエステル系エラストマーを繊維状にして立体的に接合した三次元網状繊維構造体です。軽量・高反発で耐久性や通気性に優れる特長などが評価され、ウレタンフォームに替わるクッション材として、一般および業務用の寝具からオートバイや鉄道車両のシートまで幅広い用途で採用されています。
特に鉄道車両向けでは、JR東海の東海道新幹線「N700S」をはじめ、在来線や地下鉄線など数多くの採用実績を積み重ねてきましたが、このほど、船舶向けとして初めて、ジャンボフェリーの新造船「あおい」に採用されました。独自の三次元網状構造により優れた通気性と体圧分散性を備える「ブレスエアー®」を採用したシートは、着座時の蒸れ感を軽減するとともに局所的な圧力集中を起きにくくすることで、快適な座り心地の実現に貢献します。
ジャンボフェリーとして32年ぶりの新造船となる「あおい」は、現行フェリーと比べて船体が約1.4倍大型化。輸送力の強化と安全性や省エネ性の向上を実現しました。客室は、「浮かぶリゾート」をコンセプトとしたワンランク上の船旅が楽しめる空間を謳っており、「ブレスエアー®」は、ジャンボフェリー「あおい」が利便性と快適性の向上のために採用した7つの新技術・新素材の一つに選ばれました。
当社は、引き続き、国内外で船舶向けの採用拡大を目指すとともに、「ブレスエアー®」が持つ優れた製品特長を訴求することで、今後も新たな用途展開に積極的に努めていきます。
「ブレスエアー®」
当社の熱可塑性ポリエステル系エラストマー「ペルプレン®」を繊維状にして立体的に接合した三次元網状構造体。クッション材として、1996年の上市以来、敷布団やマットレスなど一般および業務用の寝具をはじめ、ベビーカーやオートバイ、鉄道車両のシート、ゲーミングチェアなどに幅広く採用。
以上
本件に関するお問い合わせ先
<リリースに関するお問い合わせ先>
東洋紡株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
TEL06-6348-4210
FAX06-6348-3443
MAILpr_g@toyobo.jp
※掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。
注意事項
本ホームページに記載されている業績見通しならびに事業計画は、各資料発表時点において弊社の経営方針にのっとり入手可能な情報および弊社が合理的であると判断した一定の前提に基づいて作成したものです。したがって、顧客の設備投資の動向、為替相場の動向など、様々な要因の変化により、実際の業績は記述されている見通しとは、異なる結果となり得ることをご承知おきください。