神戸大学発ベンチャー (株)バッカス・バイオイノベーションのバイオものづくりを支援 (株)デフタ・キャピタル運営のCoba1号投資事業有限責任組合に参加
当社は、このほど、株式会社デフタ・キャピタル(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:原丈人、以下「デフタ・キャピタル」)が運営するCoba1号投資事業有限責任組合(以下「本組合」)に参加しました。本組合は、神戸大学発ベンチャーである株式会社バッカス・バイオイノベーション(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:丹治幹雄、以下「バッカス」)および、その周辺技術に対する出資や事業開発を目的としています。
バッカスは、神戸大学より先端バイオテクノロジー関連の技術移転を受けて2020年3月に設立。遺伝子の設計から生産プロセス・試作品の開発まで一括してサービスを提供する日本初の「統合型バイオファウンドリ」の実現を目指しています。微生物や植物などを用いて化学品や燃料、医薬品原料やたんぱく質など、さまざまな有用物質を生産する「バイオものづくり」分野において、DNA合成やゲノム編集技術、代謝解析の技術を応用することでスマートセル※を開発するなど、日本のバイオ産業の発展に寄与することが期待されています。
デフタ・キャピタルは、革新的技術を開発する企業に資金を投じ、新産業を創生する事業開発会社であるデフタ・パートナーズの日本法人として2007年9月に設立。同社が無限責任組合員として運営するCoba1号投資事業有限責任組合は、国内のバイオものづくり産業の育成を図るため、バッカスに対して短期的なリターンを求めるのではなく、中長期にわたり研究開発のための資金援助を行うことを方針に掲げています。
当社は、2022年4月に神戸大学と包括連携協定を締結し、ライフサイエンス分野を中心に共同研究を積極的に進めるほか、2022年1月には、微生物の発酵などによってつくられる化学品の製造・開発を行う米バイオベンチャー企業DMC Biotechnologies Inc.に出資するなど、バイオ関連のオープンイノベーションに注力してきました。本組合への参加を通じて「バイオものづくり」分野の発展に貢献するとともに、当社のライフサイエンス事業の拡大に努めていきます。
※高度にデザインされ、これまで利用し得なかった生物機能が引き出された細胞 (NEDOスマートセルプロジェクト ウェブサイトより引用 https://www.jba.or.jp/nedo_smartcell/) |
株式会社バッカス・バイオイノベーションの概要
本社所在地 | : | 兵庫県神戸市中央区 |
代表者 | : | 代表取締役社長 丹治幹雄 |
設立 | : | 2020年3月 |
事業内容: | : | 統合型バイオファウンドリ |
ウェブサイト | : | https://www.b2i.co.jp/ |
株式会社デフタ・キャピタルの概要
本社所在地 | : | 神奈川県横浜市 |
代表者 | : | 代表取締役 原 丈人 |
設立 | : | 2007年9月 |
事業内容 | : | 投資事業組合財産の運用、管理および投資事業組合財産持分の募集ほか |
ウェブサイト | : | https://www.deftacapital.jp/ |
以上
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